2002-01-01から1年間の記事一覧

今年行ったライブ・インストアイベント・映画(抄)

01.05 Bondage Fruit、インプログレ、DCPRG(吉祥寺スターパインズカフェ) 02.07 「WASABI」 (ユナイテッドシネマ入間) 02.22 Brian Wilson Pet Sounds Tour 2002 (東京国際フォーラムホールA) 03.05 いわさきちひろと日本の絵本画家たち (新宿伊勢丹美術…

SPANK HAPPY

渋谷は円山町へ。ラブホテル街の中に、オン・エアほか いくつかライブハウスがありますが、今日はクラブエイジアの 相向き合いのクラブエイジアPへ。とてもちっちゃなハコでした。 入場してしばらくすると、Lolita∞Complexというゴスなロリータ ちゃんとアン…

宮澤章夫「牛への道」(新潮文庫)読了。

はっきりいって、この人の文章は「もしかして天然?」と思わされるほど、 脱力感がただよっていますが、昨今では同様のテイストは一般人のウェブ日記にも 散見されるため、今後この種の文章を出版する価値が問われると思います。 なんちゃって。基本的に、文…

DCPRG

新宿はリキッドルーム、東京近辺の業の深い方々が集まる年の瀬の宴へ。 年末の新宿はやはり人が多いですね。 客入れ的なオープニングのDJ(TA-1/デートコースローディー)は すでにはじまっておりぼんやりしているとTHE FOX、登場。とぼけた 味わいのピッチ…

NABE FOR BOUNEN

今日は、せっかくの忘年会だというのに、家を出たくない気分だった。 が、もちろん無理やり家を出て、まろん邸へ。 集まったのは、山下さん、けいさん、たんぽぽさん、HIKBさん、まろんさん、 そして小生。計6名の忘年会。人が集まるのに思いの外、時間がか…

筒井康隆「時をかける少女」(角川文庫)読了

この文庫には表題作のほかに、短篇のいわゆるSFジュブナイル (少年少女向けのSF)が二編収録されているんですけど、 どの作品もみな学研の学習雑誌にでも読み切りで載るような かわいいテイストです。「かの女」とか「ふろ屋」なんて字面は 久々に見た。表…

メロン記念日「香水」(ZETIMA/SONY, OCT. 2002)

メロン記念日ってね、もう、ファンの方には悪いんだけど、すごくパッと しないんですよね。パブリック・イメージがそうだと思う。でもね、これ まじで凄く良い曲ですよ。なにがイイって、メロが良いんだけどね。アコギの アルペジオも非常に清冽な感じでいい…

メロン記念日「夏の夜はデインジャー」(ZETIMA/SONY, JUNE 2002)

この曲はねえ、なんだろう、ふつうにイイ曲だと思いますよ。個人的には ブラスが鳴ってる曲は好きなのです。ブラスが鳴ってて、おまけにベースが グルーヴィーだと言うことないんだけどね。間奏っぽく挿入されるLとRで メンバーがひそひそするのとかって、な…

ソニン「津軽海峡の女」(TOY'S FACTORY, NOV. 2002)

この曲、歌謡曲として、かなりの品質を誇っていると思います。彼女は 何につけジャケ写のハミ乳エプロンだそんな話題ばかり先行して、みんな 曲は聴いてたのかな、という疑問があったんですが(まあでもアイドル ソングなんてそもそも聴く者をあらかじめ限定…

ソニン「カレーライスの女」(TOY'S FACTORY, AUG. 2002)

はい、内省的になっております。EE JUMPに続けて聴くと、かなり 季節が変わる感じがしますね。でもなんていうのかな、泥水アイドル とか言われてるけど、歌手ソニン、わりと歌うまいんじゃないかな、と 思います。松浦亜弥がアイドル番長なら、ソニンはアイ…

EE JUMP「青春のSUNRISE」(TOY'S FACTORY, MAR. 2002)

これってEE JUMPの最後のシングルですか?たぶんそうだよね。 サウンド的には、「N.O.」の頃の電気グルーヴって言えば 分かる人には分かるでしょう。ちょっと感じが似ているよ。 ソニンはねえ、今よりずっとアイドルっぽい歌い方をしている ような気がします…

タンポポ「BE HAPPY 恋のやじろべえ」(ZETIMA/SONY, SEP. 2002)

この曲聴いてね、まずアレンジが非常に秀逸だと思ったんだ。非常に 新鮮な印象があったんですよ。クレジット見たら、永井ルイ氏仕事らしい。 ははあ、噂に聞く永井ルイかあ、などと知ったかぶりで頷いてみたりして。 それにしても、つんく♂ってひとはブラッ…

後藤真希「サン・トワ・マミー」(PICCOLO TOWN/KING, DEC. 2002)

この曲はなんだか彼女の主演ミュージカルと関係あるそうです。 しっかしアダモの曲ですよ、アダモ!おねえさん知ってる、アダモ? 日本ではアイドルとミュージカルって切っても切れない関係に あるんでしょうかね。広末涼子もその昔ミュージカルやってたよね…

ごまっとう「SHALL WE LOVE ?」(PICCOLO TOWN/KING, NOV. 2002)

冒頭のシーンで携帯のヴァイヴがなるんだけど、これ聴く度に ドキッとしてしまいます。んで「バイトなんかしてないじゃん」。 違う意味で肯いています。そういう細かいところにムダに反応して。 サウンド的には痙攣ビート。あとなんだろな、ブラコンの強面な…

松浦亜弥「草原の人」(ZETIMA/SONY, DEC. 2002)

一気に10枚もつんく♂仕事を聴いてみて、いやあなんでこんなに 躁的で異様に明るい空気がインフレーションしてるのかなあ、と 思ってしまって、薄ら寒くなってみたり。彼はワーカホリックです よね、確実に。駄曲も多いと評判だ。でもこのシングルの同時収録 …

松浦亜弥「Yeah!めっちゃホリデイ」(ZETIMA/SONY, MAY 2002)

紅白ではこの歌を歌うそうで。「桃色片想い」だろ?と思うけど、 役回り的にこの曲なんだろうね。うんお兄さんは「すんげぇ」 なんて汚い言葉づかいは嫌いだなあ亜弥たん(はあと)なんて 書いてみたら、立派なあややヲタですか?ですね。キショイね。 しっ…

Hello

ピロスエさんのハロプロ楽曲大賞(労作の一言に尽きます)の楽曲リストを参考に ハロプロ周りのシングルを一気に10枚借りてみました。以下雑感。

村井康司「ジャズの明日へ」(河出書房新社)読了

著者の村井さんは、来春小学館から刊行予定の菊地成孔の 単行本の編集を担当されている方でもあり、非常に興味深く 読みました。60年代から80年代までのジャズを俯瞰しつつも 非常に砕けた文体で読みやすい。なによりも「俺は、俺は、 オーネット・コールマ…

筒井康隆「夢の木坂分岐点」(新潮文庫)読了

頭が悪いんで、読んでいる間、ずっと夢を見ているような気分に なりました。一字違いの複数の主人公がそれぞれ少しずつ 分岐した人生を生きている、内容って感じーみたいなー。 頭の悪い小生は文字を追うので精一杯でありましタンゴ。 深夜

長尾直樹監督「鉄塔 武蔵野線」(1997年)

観る。武蔵野線は、東京都保谷市(隣接の田無市と合併し、現西東京市・それにしても しょうもない名前にしたもんだ)から埼玉県日高市を結ぶ実在の高圧線で、 全部で、総延長81.2キロメートル、計81基の高圧鉄塔を備えている。 で、この映画は両親の離婚によ…

Christmas

ヴィデオで

金子修介監督「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総進撃」(2001年)

観る。クリスマスイブに何観てるんだ?って。いやまあそりゃそうですね。 でもいいの、おもしろかったから。新山千春が主人公です。強いてあげれば 防衛省とか防衛軍とかそういう設定のパラレルワールド感が面白かったり。 つっこみどころはそりゃもう沢山あ…

Christmas Eve

uniさんオススメの

ジェフ・ベック / WIRED (1976,Epic)

『ブロウ・バイ・ブロウ』のほうがずっと良いです。

サン・ラ&ヒズ・オムニバス・アーケストラ / Destination Unknown (1992,クラウン)

物凄く呪術的でドロドロとした抽象的な音楽を想像していたのだが、 あにはからんや。ファンク/ヒップホップを通過して色んな音楽の 要素をごった煮にしたジャズ。いろんなスパイスが使われているけど、 決して押しつけがましくなく、後味はわりと爽やか。い…

ピンク・フロイド / 夜明けの口笛吹き (1967,EMI)

クラフトワークのようなモールス信号の音が始まりを告げる。 暗くて、でもどこかユーモラスで切羽詰れない感じの閉塞感。 一言で言えば、楽観的なサイケなんだけど。ビートルズの かけらも、ちらほらと。ポップだからすんなり聴けるのです。

CD NO KANSOU

いつも通り、最近聴いているアルバムの感想をちょこっと書きます。

Tokikake

起床したら、午後1時で、何気なくテレビを点けたら、今年のお正月にやっていた 「時をかける少女」(安倍なつみ版)がやっていて、ぼんやりとしばらく 観てしまう。いかんいかん。まずは原田知世のオリジナルを観ねば、と思って、 テレビを消して、グズグズ…

「真夏の夜のジャズ」(バート・スターン、'58年)

観る。これ、'58年のニューポート・ジャズフェスティヴァルを撮った(都合4日間)フィルムを わずか80分に編集した作品。正直、ボートレースとか、街の風景は要らない。 本当は、もっと長篇にするつもりだったのかな、と思いました。それなら、 雰囲気を伝え…

「転校生」(大林宣彦、'82年)

を観る。これは例の尾道三部作の一作で…。ってまあ、それは良いんですけど。 最近人に薦められたものは、偏見なく摂取しようという感じで散財しているのですが、 うん、いろいろ観たり聴いたりするのは面白いな、という感じです。 で、「転校生」も相変わら…