2003-09-01から1ヶ月間の記事一覧

サイン会

100人以上の長蛇の列ができていました。人気稼業ってたいへんだなあ、と思いました。 あれは、手が疲れそう。楽しそうだけど。

スパンクハッピー リップシンクミニライブ

岩澤瞳のドレスアップ具合に、ちょっと本気を感じたスパンクハッピーですが、 中ブレイク、あるいは小ブレイクを狙って、ちょっとずつプロっぽくなっていくのかもしれません。 しかし、チークの色が凄かったなあ。ああいう色は、いろんな粉(!)を混ぜて作る…

菊地成孔トークwith村井康司(編集担当)

ブンガクにおける菊地さんのアイドル話が印象に残りました。 筒井康隆が躁で、ヘミングウェイが欝で、その間を行ったり来たりする感じが好きなんだ、 デートコースもスパンクハッピーもそんな感じで語ることができるかもしれない、 と韜晦されていました。 …

アイドリングする男

菊地成孔の処女単行本『スペインの宇宙食』(小学館)記念パーティー(without drink)に行ってきました。 新橋駅周辺は、高層ビルディングと低層飲み屋街のギャップがおもしろい町ですが、 こんなことでもないと足を運ぶこともないので、日本テレビ社屋を背…

ヒップに火をつけて

きょうは、尻に火をつけて、買い物やら図書館やら掃除やら夕飯の支度やらをし、 夕食の後は、フランス文学のレポートを書いてました。推敲しまくったので、気持ちよかったです。 タイトルは「ボードレール『悪の華』を読んで」。ほとんど読まないで書いたん…

うっとりオータムン

この間の台風が過ぎてから、毎晩うっとりしている。というのも、秋のこの空気感がたまらないのだ。 9月生まれということと、好みの皮膚感覚には何か関係あるだろうかと思いながら、家路に着きつつ うっとりしている。 本当に秋は良い。この少し肌にひんやり…

内田樹『映画の構造分析』(晶文社)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794965753/qid=1064285695/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-2697973-2143534 副題に「ハリウッド映画で学べる現代思想」とあるけれど、どちらかというと ダイレクトに現代思想の話をしているわけではなくて、なんとなく…

斉須政雄『調理場という戦場』(朝日出版社)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255001537/qid=1064285485/249-2697973-2143534 仕事においては、「けなげさ」と「健康」が大事、と主張している本。タフネス。

三浦雅士『村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ』(新書館)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4403210805/qid=1063467532/249-1289315-1058723 村上春樹と柴田元幸がアメリカに「文学」を見た、ということを丁寧に書いています。 4章にわたり、柴田元幸インタビューあり。

聞き手:糸井重里『ピーコ伝』(日経BP社)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822242560/qid=1063467503/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-1289315-1058723 活力あふれるピーコの、笑えるエピソードがたくさん詰まっています。おすぎの話も。

内田樹(たつる)『女は何を欲望するか?』(径(こみち)書房)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770501803/qid=1063467472/249-1289315-1058723 フェミニズム言語論の論理的脆弱性、論理的誤謬をさわやかに指摘したよい本です。

糸井重里/池谷裕二『海馬 脳は疲れない』(朝日出版社)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255001545/qid=1063467430/249-1289315-1058723 糸井さんはいちいち言うことが良過ぎて、とっても妬ましいです。 「お前何様だよ」って感じだけど、妬ましいんだもの・・・。

勢古浩爾『自分をつくるための読書術』(ちくま新書)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448005734X/qid=1063467404/249-1289315-1058723 筋の通った感じで、読んでいて気持ちがよいです。

橋本治『人はなぜ「美しい」がわかるのか』(ちくま新書)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480059776/ref=sr_aps_b_/249-1289315-1058723 治いわく、孤独とは「自分だけの歌を唄える楽園」である、と。うおー、名言。

橋本治『橋本治が大辞林を使う』(三省堂)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4385360278/ref=sr_aps_b_/249-5951689-5478719 敬語とは他者との「距離」をあらわすものである、というお話。すばらしい。英知っぽい。 橋本治は、書いてるものがみんな激しく文学しているので、とてもおもしろい…

内田樹(たつる)『ためらいの倫理学』(角川文庫)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043707010/ いやー、たっちゃん最高だなあ。中途半端を自認する人間は思わず読むといいです。

岩井克人『貨幣論』(筑摩書房)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480856366/qid=1064286052/sr=1-9/ref=sr_1_2_9/249-2697973-2143534 第3章の貨幣系譜論まで読んでやめちゃったのだけど、とてもおもしろいです。 ちょっとぺダンチックな文体だけど、とても知恵を感じ、読みやす…

最近読んだ本。

この二ヶ月ほどで、読んだ本を紹介します。

リビルディング

バイト帰りに、所沢で友人ふたりと、4年ぶりに会って、初めて酒を飲んだ。 ぼくが通っていた中学、高校の6年間、学校じたいにはさほど愛着もなく、 あの時期特有の妙に高いプライドと、「自分にはなにもできないのではないか」 というひたすらに脳化された抽…

ワーカホリック

最近、週に三日は朝の西新宿へ出向くので、スーツを着たり着なかったりしている 沢山の成人男女がみな同じ方向を向いて歩いていく後ろで、ぼくもふらふらしているのである。 たまにあの新宿西口の薄暗いロータリーに朝から救急車が停まっているのを見たりす…

プレイホリック

「マトリックス」(1999年、米、ウォシャウスキー兄弟)についてたくさん書こうと思ったんですけど、ちょっとだけにします。 おもしろかったのは、キアヌ・リーブスが「マトリックス」に気づいて生まれ変わるシーンで、 妊娠と出産というイメージがダイレクト…

映画の栄華

最近ビデオで観た映画のこと書きます。 一本目は「ティファニーで朝食を」。1961年のアメリカ映画。 監督はブレイク・エドワーズ。ご存知主演は、オードリーです。 この映画のなかで注目したいのは、オードリーの階上に住むウミヨシという日本人。 でもなく…

クレームとバースデイ

23回目の誕生日。だったのだが、朝起きたら、気だるくて、でもバイトに行かなきゃ と思っていて、時計を見たら、いつもより30分寝坊していたので、いそいで飛び起きた。 情緒のへったくれもない朝だけど、まあ悪くない感じで。 ホントは良いも悪いもないんだ…

シンコペーションの欲望

11日。NHK放送センター505スタジオに、NHK-FM「ライブビート」の公開録音を観に行く。 最初に出てきたのは、山本精一のパンクバンド、MOST。残念だけど、やっぱりオンビートな ロックは苦手だなあ、と思いながら聴いてしまった。演奏力がすばらしいから、ど…

敬老の日(祝日)

ごぶさたしています。 恥ずかしながら、帰ってまいりました。 ジョアン・ジルベルトがやってきて、しばらくするとミルトン・ナシメントもやってきたりするそうですが、 相変わらず、ぼくのアイドルは菊地成孔です。 ソンナカンジデ、コンゴトモドウゾヨロシ…