2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フリフリラジオ番外編・ウツボラジオ

石井さんのご好意でゲスト選曲を担当させていただきました。3月中旬くらいまで聴いていただける予定。よろしければご一聴下さい。 おおむねグッドオールドタイムジャズな感じでございます。ネット巡回時のBGMとしてもどうぞご活用ください。

菊地成孔 第6回 CDは株券ではない

更新されております、ということで。ていうか上原多香子『ブルー・ライト・ヨコハマ』出す(した)んですか。凄いね。

諸星大二郎 / 栞と紙魚子 何かが街にやって来る(朝日ソノラマ)

ストーリはあいかわらず奇妙だけれども、ずいぶん胃の頭町の世界観が 確立してきたようで、おちついた雰囲気を感じさせます。

諸星大二郎 / 栞と紙魚子と夜の魚(朝日ソノラマ)

やー「古本地獄屋敷」の巻がいい感じです。すばらしい。

諸星大二郎 / 栞と紙魚子 殺戮詩集(朝日ソノラマ)

トラブルメイカーきとら登場。「ゼノ奥さん」の巻など読み応えあり。タイトル大げさ。

諸星大二郎 / 栞と紙魚子の青い馬(朝日ソノラマ)

とぼけた生物ムルムルがたまりません。

諸星大二郎 / 栞と紙魚子と生首事件(朝日ソノラマ)

まろんさんのページで知ったシリーズ。 ほのぼのホラーマンガ。タイトルほどホラーではありません。栞と紙魚子ってネーミングがよいね。

松山巌 / 乱歩と東京(ちくま学芸文庫)

乱歩を通して語られる1920年代東京の都市論。「芋虫」評が的を得ていてなかなかよかったです。 最近読んだ乱歩関連本のなかではいちばん良いできかと。

アイワイアイワイイワイイワ

最近の読了本/マンガ。

マイケル・ムーア / アホでマヌケなアメリカ白人(邦訳、柏書房)

おもしろいなあ。政治をユーモア交えて語る文化というのは、日本にはあまりないのではという気がする。 無知ゆえに知らぬのかもしれぬが。後半のクリントン批判も楽しい。

小原愼司 / 二十面相の娘(1〜2巻、メディアファクトリー)

この人は、美少女を描くのはうまいが、画力、構成力ともに問題があると思われるのだがいかがだろう。 それともあえてこういう描線・・・なのか。まあ、乱歩ネタとしての雰囲気はいいと思う。 ちなみに、これを読んで乱歩の孫が憲太郎さんという名前であるこ…

藤子不二雄A / オヤジ坊太郎 (1) (ブッキング)

ああーっ、(昭和)50年代の描線だよなーとなんとなくわかる感じ。 作品の雰囲気としてはブラック商会変奇郎なんかに近いだろうか。 安孫子変相(装)モノとしての名作はむろん、魔太郎になるわけだけれども、坊太郎にはピカレスクな要素は無い。 オヤジ坊太…

藤子不二雄A / マボロシ変太夫 (全2巻、ブッキング)

週刊少年キング(少年画報社)連載。このドタバタ感は明らかに赤塚不二夫、谷岡ヤスジの影響だろう。 同時期に、週刊少年マガジンでは赤塚、谷岡が連載を持っている。 マボロシ変太夫 詳細

藤子不二雄A / 怪人わかとの(ブッキング)

掲載誌と連載年月が変わっています。描線が変わってます。3,4年で変わるものだなあ。 『ぼくら』(掲載誌)の読者層ってどのくらいなんだろう。いまでいうとコロコロくらい?

藤子不二雄A / わかとの (3) (ブッキング)

この頃のA先生の描線はとても好きです。『わかとの』は中学生の頃よく古本屋を 回っていて、2巻のみ持っていたのだけれど、これはなかなかの名作ですな。 今回藤子不二雄Aランドが出ることになってよかったよかった。 しかしこの作品が週刊少年マガジンに連…

関川夏央、谷口ジロー / 「坊ちゃん」の時代 (全5巻、双葉社)

漱石、鴎外、啄木、幸徳秋水らを通して、明治の終わりを描く力作マンガ。 谷口ジローの描く啄木には妙に違和感があるのですが、漱石、やはり漱石だね。 漱石を主人公に据えて描いた第1巻、第5巻が緊張感あってよいです。

Lonesome Urban Echo

最近の読了本/マンガ。

渡辺歩監督 / Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン(テレビ朝日)

TV

夕食時につい。原作への愛が感じられる丁寧な雰囲気でした。西新宿が舞台ってのもちょっとツボ。 しかしねー、CGのがんばってる感はどうなのか。作画は丁寧なのにギャップあるなあ。 DORAEMON THE MOVIE 25TH(F先生の原画コーナーが良いです)

選曲 for フリフリラジオ

後半1時間ほど終わりました。月末あたりから聴いていただけるようになるかと思います。

KAWABE QUEST(ページ下部、秋田県河辺町)

河辺町役場が作っている公式サイトにあるオンラインゲームです。

原将人監督 / 百代の過客 Part5

大垣で旅は終わり、その後、岐阜で、息子と別れ、映画は終わる。なんともいえないこの私小説感。 20世紀ノスタルジア鑑賞会の第2部第9回でぼくは奇しくも >(原監督は)「シテキ」…"private(私的)"と"poetic(詩的)"っていう両方の意味で、「シテキ」な人…

原将人監督 / 百代の過客 Part4

いよいよ旅は終わりに近づいてきた。というか立山まで足を伸ばしたりして良い感じである。 原監督の吟行ツアーはなかなか良い塩梅。しかしこの良さを伝えるのは難しい。 それは音楽の魅力をことばで伝える難しさに似ている。 おくのほそ道

細野晴臣 / 夢〜それはドリーム・・

細野さんの夢日記。細野さんの文章は品があっていいな、と思う。

養老孟司、宮崎駿 / 対談集 虫眼とアニ眼 (徳間書店)

読了。なんか世を憂いているのです。でもどうにかなるだろう、というような展望です。宮崎駿は特に厭世してます。 巻末の養老先生書き下ろし原稿が今風に言うとキレ気味、ごくふつうに言ってイライラしており、生々しい感じがよいです。 ※この本はHIKBさんに…

江戸川乱歩 / 蜘蛛男(創元推理文庫)

読了。ちょいと冗長。後半に登場する明智小五郎とパノラマ館がなければそこそこよいのに。 しかし、ぼくは乱歩の文体が好きなようで、探偵物というよりは怪奇物として読んでいるのだと最近よく分かりました。 怪奇物というよりはむしろ、好みの「はらいそ」…

第3回 さしのみwithマコト(id:mktz128)氏@所沢

漠然とした寄る辺なさにかまけて携帯メールし、所沢まで呼びつけてしまう。おおなんたる暴挙か。 というとちょっとフィクション入ってしまうが、午後7時過ぎから駅前の和民で4時間ほど激しく雑談。 酒をほとんど飲まずにフルーツパフェで〆て解散。今後定例…

選曲 for フリフリラジオ

前半1時間ほど終わりました。

山田詠美 / 対談集 メン・アット・ワーク(幻冬舎)

読了。文学とか官能とか、主にそういうことについて話しています。

山本直樹インタビュー:「夢を見ながら走り込め」完結

第6回目(最終回)が更新されました。

藤子・F・不二雄ワンダーランド ぼく、ドラえもん

とりあえず創刊号は買ってしまいそうだ罠。