2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14ほか 幻想交響曲 作品14 (演奏)モントリオール交響楽団、モントリオール交響合唱団 (指揮)シャルル・デュトワ この曲のテーマを小学生の頃、本で読んだ覚えがあるが(モーツァルト「魔笛」の説明もなぜか覚えている)、 …
交響組曲 「シェエラザード」 (作曲)リムスキー=コルサコフ (演奏)大阪シンフォニカー交響楽団 (指揮)曽我大介 ポップで、ほどよい甘さ。甘すぎぬ感じがよい。弦がずいぶん歯切れよく、もっと甘くゆるくもできたろうが、そこは指揮者の色が出たのであ…
京都は遠いし、バッドメモリーの地ではありますが、出し物が魅力的なので行きたいな、 行こうかな、どうしょうな、と考えてありをりはべりいまそかり。4月10日より申し込み受付開始。
最近読んだモロホシ作品の中では最も難解風味でオカルティック。ブッダと孔子って同時代人なのかよーと思って調べたら、 ゴータマ・シッダルタの生年には諸説(紀元前463年、紀元前566年、紀元前624年など)あって、孔子(紀元前551年〜紀元前479年)と 同時…
焦点は日本から捉えた近代ロシアであり、シベリアや、ロシアとしてはおそらくその東端についての記述が多い。 日本と地理的に近い部分に的を絞った一冊で、近代ロシアの全景を臨むというわけにはいかない。 モンゴルに造詣の深い氏ならではのロシアと遊牧民…
昨年はちょうど山下さんは大田区からいまのお住まいへ引っ越されてきて、キャットタワー(猫専用遊び場)が リビングに設置され、そんな状況でのお誕生会だったように思う。 そして、ぼくは確かお誕生会の後、オンエア・ウェストかで、スパンクハッピーを観…
3月も終わっていきます。4月ですよ。この間1月だったのになあ。最近無為に生きている感じがひしひしとしています...。
実在しない書物の紹介を私小説で散文なテイストで延々とやっているのである。 おもしろかったが、読むとなぜか眠くなってしまい、読了するまで3ヶ月かかった。 掲載誌の影響か夢枕の文体が、往年(10年位前か)の椎名誠なので、それはすこし笑えた。
マンガの持つうさんくささ、うさんくささゆえのおもしろさをその画と荒唐無稽な ストーリーテリングから感じさせるのが諸星大二郎だな、という感じが最近していて、 しかもこの単行本の表題作は稀有壮大で、その結末もきわめてマンガのもついかがわしさを発…
中共に夢を抱いた青年はなんとなく大陸へと渡り、その実態に打ちひしがれ、 マフィアの船で30年ぶりに日本へ帰り、牛丼屋(?)で出会ったビールを飲む女子高生に 自分の失った時間への憧憬を垣間見たりして。若さへの、過ぎさった時間へのノスタルジー。 そし…
リズム隊がシックでブルーズで、その上を、ジム・ホールのフレキシブルな爪弾きが進んでくKANJI。 メロディはチェット・ベイカーのセンシティヴ。悪いはずが無いという。
「生物都市」と「マンハッタンの黒船」は以前まろんさんにお借りした諸星本で読んだのですが、改めて、よいなと思いました。 「生物都市」は簡単に言えば、エヴァンゲリオンの「人類補完計画」の元ネタマンガです。 「マンハッタンの黒船」は、日本が米国に…
一部世評の良さにつられてつい買ってしまった。 久々に「音楽」を聴いた。という幸せなキモチです。 良いウタシャです。これ愛聴盤になりそうだなー。うたに力があるからね。 しかしオリジナルアルバムが通常仕様で「ううあ」だとコピーコントロールというビ…
久しぶりに遅い朝食の後観た。テーマは「たたく」。まったくこの番組にはため息が出てしまうなあ。 録画しようと思ったが、すぐにビデオデッキがいかれていることを思い出しやめたらううあが「グリーングリーン」を大野由美子のアレンジで歌いだし またその…
ドラクエ5のPS版がリリースされましたね。それとは関係ないですが、今オリジナル版をやっています。ちょうどフローラと出会ったあたりです。青年期のわりと前半ですな。ストーリとしては中盤あたりです(主人公がそろそろ結婚する)。ドラクエでいちばん熱中…
以前まろんさんにお借りした『妖怪ハンター』と一部作品が重なっていた。ウーンやっぱり「生命の木」いいなあ。みんなぱらいそさいくだ!うっとりんこ。
確かに力作(米沢の文章はところどころ日本語がおかしいのが気になる)。藤子不二雄の作品の変遷を概観するには 最適な一冊になると思う。しかしきわめて概論的で、筆者も巻末で言っているが「まずは一冊目だ」という感じ。 「藤子不二雄がなぜ論じられてこ…
最近の読了本。
テレビからこの曲が流れてきて驚きました。 月末に発売される『はっぴいえんどBOX』は結局買うのだと思いますが、1万8000円ってちょっと高いよなー。
図書館へ寄って本を借りてきました。梅がもうずいぶん咲いて、拙宅の庭にあるような遅咲きを除くと散り始めたりもしているようですが、図書館の手前に梅に並んで木蓮の木があり、花が美しかったです。 しかし、少し強い雨が降った後、アスファルトに打ち付け…
これエクトプラズムみたいだな。意識してるのかな。エクトプラズム。
中国の最新ヒットベスト10と銘打たれていて、どういった基準でベスト10なのか 全然判らないが、チャイニーズポップスも急速に近代化しているということがよく分かった。
大学は出たけれど、という感じです。そんなタイトルの映画が昔にあったということだけ知っています。私事ですが昨日は卒業式でした。天気のよい日でした。クラスの女の子にはかわいい子が多かったのを改めて目視確認。落第して加えてもらったクラスだったん…
夕飯の後、途中から聴きました。抜粋で感想を。 「マルセイエーズによる行進曲とサ・イラの歌(作曲:バルバートル) (オルガン)アンドレ・イゾワール こういうのは変奏曲といってよいのかしら。オルガンが激しくロックれ、まさにプログレ然としています。…
楽しいラジオでした。いいなあ。ネットラジオはおもしろいですね。
ひじょうに読んでいると眠たくなる文章で、うとうとしながら帰納的な随筆を書くひとだなあ、などと思っていましたが、 読みながら電車の中で非常に気持ちよく眠れたので、たまにはそんな感じもよいかもしれない、と思った次第です。
橋本治がちょっとえらそうに古典をわれわれの身近に感じさせようと試みをしています。 これを読んでじゃあ彼の源氏物語や枕草子を読もうかというと、そうは思わないのだけれども。 文章はきわめて読みやすいので軽いものを読みたい方どうぞ。
いかりや長介氏、死去。ご冥福をお祈りします。 本日の読了本。
都市の孕む不安や矛盾、葛藤といったエナジーをシュールな作風で昇華している。 とりわけ『食事の時間』『猫パニック』『地獄の戦士』といった作品が極めてシュール。シュールとしか云い様が無い。
表題作の完成度たるや凄まじい。30年前に描かれたということは何も問題ではないのだな...。 他にも奇妙なファンタシー『ユニコーン狩り』(初出時の冒頭4ページがどうやら彩色原稿だった様)をはじめ傑作ぞろい。