2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科/第2回講義@京橋・映画美学校

講師:大谷能生(残業の為、欠席)

小谷野敦 / 退屈論 (河出文庫)

単行本で一度読んで、再読。

こうの史代 / こっこさん (宙出版)

まだ読んでいない。

武富健治 / 鈴木先生 (1〜3巻、双葉社)

誰かの人生にあれこれ口出しするなんてばかげたことだ。他人にいろいろと指図する機会を窺っている政治家のような連中の自信を私は不思議に思うことが良くある。 わたしはひとに何か助言するのが得意でない。自分の事さえ知らないのに、どうこうしてみろと言…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科/第1回講義@京橋・映画美学校

講師:岸野雄一 今年度の高等科受講生はわたしを入れて計7名。岸野さんが「七人の侍」とおっしゃっていて面白かった。

BRAINZ:20世紀の「批評」を読む 第2回:平岡正明『山口百恵は菩薩である』を読む@渋谷HEADZ

講師:大谷能生 質疑応答を含めて2時間半ほど。今日は平岡正明『山口百恵は菩薩である』(1983年、講談社文庫版)を中心に、平岡の著作がいくつか紹介された。『山口百恵は菩薩である』は山口百恵を「大衆」に接続する試み。テキストは前掲書から「山口百恵み…

李禹煥@谷中SCAI THE BATHHOUSE

禅寺の枯山水がもたらすイメージを現代美術にしたようなオブジェがありなかなか面白かったが、現代美術を観た時特有の「だから何なんだ?」感は拭えなかった。この「だから何なんだ?」感を上手く言語化したいんだけど、難しい。李禹煥は才能があるんだろう…

秋も一箱古本市2007(谷根千界隈)

思った以上に地味な催しだった(春のほうが賑わいがあるらしい)。一箱古本市(有志が段ボール箱一箱程度の本を持ち寄り、即売する)を5か所のうち、3か所回る。古本市というよりは、本の匂いを時折かぎつつ、谷中〜根津〜千駄木の町歩きを楽しんだ感じ。この…

ジョージ秋山 / 銭ゲバ (上下巻、幻冬舎文庫)

銭の話じゃなくて、孤独の話。風呂敷広げすぎて、最後は畳めなくなった感有り。なかなかよかった。

山本直樹『RED』発売記念サイン会@神保町・書泉グランデ

『RED』持っていくの忘れたんですね。何しにいったんだか。わっはっは。

映画美学校/音楽美学講座/特別講義:音楽の聴取について@京橋・映画美学校

講師:大友良英、岸野雄一 アンサンブル(協奏)の重要性 中心点が常に動く 音楽は一人でもできるが、生む苦しみがある 斜に構えないで、自分からやってみよう たとえソロでも聞き手が常にいる、音楽は演奏者と聞き手とのアンサンブルでもある 音楽とは 雰囲…

荻上直子監督 / かもめ食堂

反復を主軸としたドラマの展開が、ひそやかなおもしろさを導いている。自主制作映画や実験的な芝居っぽいマイナー感がミニマリズムによって生まれてしまうのだが、そこはヘルシンキという異国の街を舞台に用いることと、自然光を生かしたライティングによっ…

大谷能生 / 貧しい音楽 (月曜社)