2009-01-01から1年間の記事一覧

「たくさんのふしぎ」を喫煙シーンが多いからといって回収(販売中止)するのはおかしい

貴社発行の「たくさんのふしぎ」を長年定期購読して愛読しておりましたが、2010年2月号「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」(太田大輔文・絵)は全編にわたってストーリーとは関係なく喫煙シーンが頻繁に描かれ、本文にもタバコ・パイプを礼賛する内容…

アルフレッド・ヒッチコック監督 / ロープ

アルフレッド・ヒッチコック監督 / 疑惑の影 (原題:Shadow of a Doubt)

アルフレッド・ヒッチコック監督 / 逃走迷路(原題:Saboteur)

原題は「破壊工作者/怠業する者」という意味。そのことからも分かるように、共産主義思想がまだまだ元気な時代の産物であり、しみじみアメリカン・デモクラシーの理想を感じさせる作品。

鈴木清順監督 / 探偵事務所23 くたばれ悪党ども

警察署の前で立川と新宿の暴力団がにらみ合うシーンがあほらしくて笑った。

実相寺昭雄監督 / D坂の殺人事件

春泥の画が火鉢で焼えていくシーンがとりわけ美しい。

ウツボの動画日記20091222:平成21年総括の巻

2009年(平成21年)もおしまいということでごあいさつ。事実関係に一部間違っているところがありますが、まあ一発撮りですので平にお許しを。

鈴木清順監督 / すべてが狂ってる

おれ的わたし的2009ベスト 更新開始&原稿募集中

友人の石井さんがことしも音楽フアン狂喜乱舞(見た者をディスプレイの前で地味に激しく首肯させ、まるでミュージカル映画のようにルンルン気分でタワーレコードに滑り込ませる。そして財布を空にさせる)の企画おれ的わたし的ベストを募集されてます。 毎年…

菊地成孔ダブ・セクステット@渋谷オーチャードホール

キクチさんのサックスはマウスピースの調子が悪いらしく、特定の音域を吹くたびリードミス音が目立った。あとは鈴木正人が誤ってベースをマイクにぶつけて小型爆弾を爆発させたような音を一度させていた。 演奏は絶倫な具合で、血行が良くなったが三時間連続…

菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール@渋谷オーチャードホール

キクチさんのオーチャード公演については、三年連続皆勤である。演奏が良かったのはいうまでもなかった。3曲目の「京マチ子の夜」から本気でドライブし始めた感じであった。キクチさんは毎年サキソホンの吹奏中にリードミスを起こすのだが、ことしも例に漏れ…

ウツボティーク・インタビュー・シリーズ vol.3:宮崎貴士(シンガーソングライター/図書館)に訊く

バンド名が図書館、というのはなかなか人を食っている。昔からおかしなバンド名というのはたくさんある。英語を解する者にとって響きだけ聞けば、ビートルズ(Beatles)は、最初、ごきぶりーず(beetles)だった。わが国で2008年から2009年にかけて『ハイファイ…

ソプラノ:パトリシア・プティボン 指揮:デイビッド・レヴィ 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団@東京オペラシティコンサートホール

演目 1. モーツァルト:歌劇コジ・ファントゥッテより序曲 2. モーツァルト:アリア 大いなる魂と高貴なる心 K.578 3. リジェル:交響曲第8番 ト短調より 第1楽章 4. ハイドン:歌劇月の世界第1幕よりフラミーニアのアリア(人には分別があります) 5. ハイ…

大友良英+伊東篤宏+梅田哲也+Sachiko M+堀尾寛太+毛利悠子+山川冬樹 / 休符だらけの音楽装置展@旧千代田区立練成中学校

作品は少なかったがアブストラクトな盂蘭盆的塩梅がナイスで、上京していたマサオさんといろいろ感想を言い合いながら小一時間ながめる。

大乱歩展@神奈川近代文学館

なかなか素晴らしい充実ぶりだった。書簡の類がたくさん見られたのでとても胸が躍った。

菊地成孔ダブセクステット@航空記念公園

午後3時半頃から約1時間の演奏。演奏時間は短かったが、充実していた。

クリント・イーストウッド監督 / チェンジリング

本質的には『LAコンフィデンシャル』みたいな。

中平康監督 / 狂った果実

精悍でまだ幼さのすこし残る津川雅彦がすばらしい。音楽のつかいかたもよい。

クリント・イーストウッド監督 / 父親たちの星条旗 (原題:Flags of Our Fathers)

戦争を美化していないのでいいね。

鴻池朋子展@東京オペラシティーアートギャラリー

文章がなけりゃずっといいのに。

ウーリー・エデル監督 / バーダー・マインホフ (原題:The Baader Meinhof Complex)

クリント・イーストウッド監督 / 硫黄島からの手紙(原題:Letters from Iwo Jima)

よかった。が、二宮和也と裕木奈江のキャスティングはいただけない。

アウドリアス・ユツェナス監督 / ヒトラーの旋律(原題:Ghetto)

すばらしい。音楽の使い方とプロットの巧みさ。観るべし。

クリント・イーストウッド監督 / 恐怖のメロディ(原題:Play Misty For Me)

恐ろしい映画。ジェシカ・ウォルター演じるイブリンはいまでいう境界性人格障害。音楽と空と海とサイコがサスペンドされつづける傑作ではなかろうか。

チューチョ・バルデス@ブルーノート東京

なかなかポリポリしておりよかった。

メノ・メイエス監督 / アドルフの画集(原題:Max)

なかなか素晴らしい。音楽とSEの使いかたが巧みで心地よい。

スタンリー・ドーネン監督 / シャレード(原題:Charade)

ケーリー・グラントとオードリー・ヘプバーンの共演、ジバンシイによるヘプバーンのクローズ、マンシーニの音楽、すべて素晴らしいが、プロットが物足りない。

美しきアジアの玉手箱―シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展@サントリー美術館

ネパールあたりの仏像がなかなかよかった。

ダニー・レビ監督 / わが教え子、ヒトラー(原題:Mein Führer – Die wirklich wahrste Wahrheit über Adolf Hitler)