2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
30年代のミュージカル映画は筋書きを追う必要はない。ただただ画面に次々と出てくる豪華な舞台セットや、きらびやかなダンサーたち、そして夢見るような美しい音楽に身を任せればいい。たちまち、何か朗らかな気分になってくるから、おもしろいものだ。本作…
酒と女、博打に明け暮れ、放浪するチナスキー。どんな仕事についても、ルールを破ってすぐに首になってしまう。それでも心の底から溢れてくることばの数々を書き付けずにはいられない。それを除いたらほとんどろくでなし、何の価値もない人間に思える人物の…
1980年にこの感覚は凄すぎるぜ、と思った。音楽(というよりサウンド)も素晴らしかった。ラウンジ・リザーズの人。
オフビートな感じが良かった。
ご老体=デクスター・ゴードンの演奏はひどい。
アステアのダンスが素晴らしいから、アステアの主演する映画を観る。それだけ。
マエケンはやっぱり弾き語りが良い。バンドセットのサウンドはどうも耳になじまない。これまた良いアルバムだとは思えなくてきわめて残念。
だんだん細馬さんの歌声に飽きてきたのか。どうもそう感じざるを得ない。良いアルバムだとは思えなくて残念。
もうすぐ昨年に生まれた姪が1歳になる。このことはとてもめでたいことだと感じる一方で、わたしは人間が存在するということそのものが極めて暴力的な現象なのではないかと考えている。人間が生きる上で、何か他の生命を奪って口にするということも暴力的では…
雑談は人生の小さいが確かな幸福のひとつだとしみじみ感じながら鑑賞した。
大変面白かった。ロスアンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ストックホルム、それぞれの街のタクシー運転手と客の遣り取りがなんとも言えず心に残る。
すでに知っている事実が多かったが、カナダの美しい紅葉の風景や、関係者への巧みな取材から、人間的に不器用だったグールドに共感しやすい構成で、関係者の証言もなかなか面白かった。