原将人監督 / 百代の過客 Part5



大垣で旅は終わり、その後、岐阜で、息子と別れ、映画は終わる。なんともいえないこの私小説感。
20世紀ノスタルジア鑑賞会の第2部第9回でぼくは奇しくも
>(原監督は)「シテキ」…"private(私的)"と"poetic(詩的)"っていう両方の意味で、「シテキ」な人だと思うね。
などとうまいことを云っているが、「百代の過客」を観終えた感想もほぼそれに等しい。
(この映画の中で、「20世紀ノスタルジア」の初期の構想が語られており、映画の公開まであと4年ほどある)