親は子が木になっても生きていればうれしいものだ
最近聴いた音楽。
舘野泉(ピアノ) / グラナドス:ゴイェスカス
グラナドスは19世紀後半に活躍したスペインの作曲家だそうで、とても雄弁で美しいメロディを描いている。
演奏もよどみなくすばらしいが、何もかもがそのまま流れていってしまいそうなKANJI。
五嶋みどり(ヴァイオリン)、ズービン・メータ(指揮)、ニューヨークフィルハーモニック(演奏) / ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲ほか
ドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲ってわりとマイナーなほうじゃないかしら。
しかし、小生はヴァイオリン協奏曲よりもピアノ協奏曲が圧倒的な好きなことを再確認しながら
五嶋みどりのピアニシシモな音量におけるアーティキュレーションに驚きを禁じえなかったのである。
併録された「ロマンス(Romance in F Minor for Violin and Orchestra, Op.11)」は清冽な感じの演奏で印象的。