2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

呉智英 / 言葉の常備薬 (双葉社)

この本にかんしてはmixi内での小谷野敦氏の指摘/批判がおもしろい。 個人的には英文レポートの息抜きに非常にお世話になった一冊。 (もはや感想ではない)

難波江和英 / 恋するJポップ (冬弓舎)

1993年当時J-POPを一年中聴いて飽きたのだけれど、そのとき感じたのが 日本語ポップスの歌詞の脆弱性と貧困であり、そのあたりを詳しく論証している。 いまの20台の音楽好きには強く勧めたい。

宮崎哲弥篇 / ぼくらの「侵略」戦争 (洋泉社)

巻末の宮崎哲弥と小浜逸郎の対談が興味深い。お互いの立ち位置を確認していて、対談という感じではないところが。

藤子・F・不二雄 / パーマン (1巻、小学館ぴっかぴかコミックス)

カラー刷りの数篇が、とてもよかった。幼年向け作品の線の温かみが出ている。

藤子・F・不二雄 / ドラえもん(4巻、小学館ぴっかぴかコミックス)

既読感たっぷりだった。

藤子・F・不二雄 / ドラえもん(3巻、小学館ぴっかぴかコミックス)

藤子・F・不二雄 / ドラえもん(2巻、小学館ぴっかぴかコミックス)

数篇未読の幼年向け作品があった。

藤子・F・不二雄 / ドラえもん(1巻、小学館ぴっかぴかコミックス)

2004年ノンジャンルベスト5 投稿用フォーム

明日より受付開始の「2004年ノンジャンルベスト5」についてのお知らせです。 この日記の最上部にあるリンク群から投稿用フォームをご利用いただけます。よろしければお使いください。 メールで直接ご送信いただく場合は、当トピックタイトルのリンク先より詳…

マーク・サンドリッチ監督 / 踊らん哉 (原題:SHALL WE DANCE)

ストーリは他愛ないけれど、アステアの重心の安定した踊りが見られる上、音楽がジョージ・ガーシュウィン。悪くない。

宮崎哲弥 / 憂国の方程式 (PHP研究所)

コミュタリアニズムに絡めて仏教を語っているところが面白い。軽薄な文章も書けて、器用そうなところがあまり好きではない。

小谷野敦 / すばらしき愚民社会 (新潮社)

タイトルが扇情的。ニヒリズムとシニシズムの差異だとか、ポストモダニズム批判などおもしろい。

野村秋介 / さらば群青 (二十一世紀書院)

野村の人間的な魅力が詰まった一冊。この世には常に善と悪が混交して存在しているというメッセージに貫かれている。

ラドミル・エリシュカ(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団(演奏) / NHK FMシンフォニーコンサート 公開録音

私の住む狭山市の市制50周年を記念して、「FMシンフォニーコンサート」を行うよ、 ついては観覧者を募るよ、と市の広報に載っていたので、往復はがきを買って送って観に行きました。 演目は以下の通り。2005年2月6,13日(午後2:00〜3:00)と2月7,14日(午前1…

関川夏央 / 昭和が明るかった頃 (文藝春秋)

日活の花形、吉永小百合と石原裕次郎の活躍した時代を通して、「高度成長前期」を眺める試み。

内田樹 / 街場の現代思想 (NTT出版)

「文化資本」という考え方の紹介から、「負け犬」の読み替えに至るあたりがおもしろい。

野村芳太郎監督 / 張込み(松竹)

地味だけれど、終盤がなかなかよいです。1958年の佐賀県。

小谷野敦 / 恋愛の超克(角川書店)

フェミニズムについてはなんだか近づきたくないや。

越澤明 / 東京都市計画物語(ちくま学藝文庫)

淀橋浄水場の移転計画が戦前からあったことが驚きだった。

Slow Learner Presents YOUNG BOSS live vol.8 ぬれた身体で若大将

加山雄三をテーマに。出演バンドはOB's、寸タラズ、可山U嬢&ブルーバッファローズ、スロラナ。 OB'sは漫画家とり・みき(まんなかにあるのはなかぐろ)氏のバンド。また「ベサメムーチョ」やっていた。 寸タラズは若さ溢れるファンクバンド。なかなか元気で…

黒澤明監督 / 醜聞 (松竹)

志村喬の駄目親父っぷりが胸に迫る。三船と山口淑子のキャラクターは美しいが存在感が薄く、脚本が素朴である。

呉智英 / ホントの話 (小学館)

「支那」や「三国人」がどういう歴史を持つことばなのか、興味を持っている方はお読みください。

関川夏央 / 砂のように眠る (新潮社)

小説と評論で交互に構成されている。世相の変化と併せて関川の青春期が語られ、その感傷も悪くない。

第10回 定例飯会 with マコト(id:mktz128)氏@新宿 ゲスト:マサオ(id:masao1980)氏

2ヶ月ぶりの飯会は、北海道は札幌より何の前触れもなく上京されたマサオ氏を囲んで。 主な話題はアラビア語、日本教育テレビ、ロシアの京都議定書批准、村上かつら、昔の思い出など。 新潟の地震の影響で「ふしぎの海のナディア」の一部がオミットされた話な…

2004年 ノンジャンルベスト5 募集要項

以下の通り、ご寄稿を募りますのでよろしければご回答ください。 必要事項 お名前、ご職業(任意)、サイト名(任意)、自己紹介(簡単なもので結構です) 質問内容 1. 2004年に聴いた音楽で良かったものベスト5を挙げてください(新旧作不問)。 2. 2004年…

マーク・サンドリッチ監督 / コンチネンタル (原題:THE GAY DIVORCEE)

のんきな離婚劇。アステアは改めて見ると小男で、テレビにふさわしいサイズかもしれない。

関川夏央 / 現代短歌 そのこころみ (NHK出版)

斎藤茂吉から穂村弘までの約半世紀の短歌の試みをとらえ、その形式ゆえの叙情性がもたらす問題点も指摘している。

谷崎潤一郎 / 幼少時代 (岩波文庫)

江戸が風情を残したる帝都東京の風俗の見らるるは今の世を思はずともまことにあはれなりけり。宜しく貴君も読むべし。

呉智英 / ロゴスの名はロゴス (メディアファクトリー)

いや最近?cyouhisaburini?ごちえい読んだんだけどー相変わらずちょうおもしろいみたいな?KANJIってゆうか? なに?照る山紅葉とか、そーそー、阿部さんの阿って字、何て読むか知ってる?いや訓読みだから、MAJIで。 ていうかそれ…