複数のブログを使い分ける方法について

大学に入った年が1999年で、もう21年も前になる。この21年間いろいろなことがあったが、一貫してウェブで文章を書き続けてきた。最初は大学のサーバーにホームページ(当時はあまりウェブサイトとは呼ばなかった)を開設して、そのあとYahoo!が運営していたジオシティーズにファイルを全部移したんだっけか?いや、インフォシークのサービスも使っていた気がするぞ。インフォシークのウェブサイト事業がYahoo!に売却されたんだっけか?もちろんこのあたりのことは検索すれば情報はある程度出てくるだろうが、あいまいな記憶のまま書く。ちなみに最初に大学のサーバーで公開したウェブサイトの名称はサイキサイト(psychesite)といった。psycheギリシア語でいうプシュケーのことで、おおまかには心や魂という意味。つまり、サイバースペース上に自分の”魂の場(site)”を設けよう、といった気分だったのだと思う。メインコンテンツはなんと夢日記で、高校時代にこまめにつけていた日記などからも夢についての記述を探して、それをHTMLで書き直して―多少は加筆したり削除したりしたと思う―公開しており、約1名のクラスメイト(女性)から圧倒的な賞賛を受けたのが懐かしい。いまや彼女は結婚して娘さんが2人居り、メキシコに住んでいる。Yさん、お元気だろうか。

2000年代の前半からは英語ブログ(Cream Yellow Raincoat)を始めた。この頃はサラリーマンだった。更新するのは震災のあった年にやめてしまったが、良かったらご覧ください。ちなみに文章はさほど難しくない。中学生レベルの作文だ。


いま使っているブログはこのはてなブログとnote(さえきの哲学読書日記)だ。ぼくはそもそも最初期のはてなダイアリーユーザーで、2003年のベータ版から使っている。最古参といってもいい。2019年春にはてなダイアリーはサービス終了し、データをはてなブログにエクスポートしたあと、ここを使っている。noteのほうは、タイトル通り、哲学関係の読書メモをまとめたり、哲学エッセイや読書案内を綴ろうと思ったのだが、観て頂ければわかる通り、最近はKindle本を大量購入したという記事やパワハラ問題について考察していたりして、いささか羊頭狗肉感がある。軌道修正した方がいいのだろうと思わなくもない。5月の末から新しいアルバイトを始めて、わりと忙しくしている。梅雨時ということもあってか、そして寄る年波には勝てぬため、疲れもわりと溜まってしまう。もう少し仕事に慣れたら、複数のブログをどう使い分けるかということについても考えをまとめて、差別化を図り、読んでくださる方に面白いなあ、とか、読んで得したな、と感じていただけるような文章を書き続けていきたいものである。