2011-01-01から1年間の記事一覧
哲学への権利 デリダ→コレージュ 映画の上映ツアーとディスカッション 映像+ライブ+文章 取材→映画 映画を観る→拘束と自由 ゴダール 映画+議論 作品→できごとの生成人文科学・・・ことばの仕事 紙に書かれたことば(過去/複雑さ)←読む(現在) 可変的な時間…
ここ数日はどうも雨続きのせいか、調子が悪い。多少、本を読んだり、散歩に出たりしたいと思うのだが、その全てが面倒に感じられ、結局布団の中で寝たり起きたりする始末。そのかわりなのかよく分からないが、腹はきちんと減るもので食べれば旨いと感じるし…
最近は特にひどく、深く、重く死にたい気分になる訳でもなく、なんとか暮らしていた時よりは、感情などもだいぶ回復し、あらゆる世界の色々のもの(特に植物など)があらためて意味を取り戻し、改めて生起してきたように感じるくらいなのだが、人生の困難に…
友人(id:Hainu_Vele)に誘われて行った目黒の外れの中南米文化センターで、樋口さんのギター弾き語りを観た。といっても、彼の弾き語りはいわゆるギター弾き語りでイメージするような、フォーキーな感じではなくて、ひとりポリリズムマシーンで、歌の歌詞も…
生きていることそのものが苦痛に感じられるようになったのはいつからか。元々、生きにくい人間であるとは思っていた。しかし、楽しいとか愉快だとかいうことも色々と感じて生きてきたはずで、実際そうであったと思うのだが、そういった過去があったかどうか…
「わたしはいまなぜここに存在しているのか」、また、「存在とは何か」あるいは「その何かは存在しているのか」といった類の問いはいわゆる哲学では、伝統的に存在論として語られ続けてきた。この手の言説で現在でも最も難関にあるのがハイデガーであると管…
自分のことを振り返ってみるのに、ノートに直接ペンで文字を書くというのはすこぶる新鮮だ。会社に入ってから、ノートにペンで文字を書くことが極端に少なくなった*1。 京橋にあった映画美学校(現在は渋谷に移転)に通い始めたのは、就職したその年だっただ…
下高井戸シネマで友人たちと三人で鑑賞。とても面白かった。ゴダールのポエジーと音楽にたいする憧憬はとんでもないと感じたが、主題はきわめて古典的な実存と自由をめぐる文学的なもので、とてもすっきりした映画だった。というのは形容矛盾かな。すっきり…
いや、これ、ホント素晴らしい。熱のある、ブルースでなく、自由な、疾走するポップとしか言いようの無い、しなやかな力強い音のひびき。しんのある音楽に飢えているかたはぜひお聴きあれ。
………やっぱり鬼怒さんのギターって向いてないなあ、俺に………
残業で心も身体もめりめり言わせながら炭酸水のペットボトル片手にかえってきて、すぐにシャワーを浴びて、ゴザの上に寝そべりながら聴くともうまるであの世に行ったような気分になります。つまりなんだな、優れたボサノヴァの深いいやし、としか言いようが…