2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
講師:横川理彦(音楽家)、岸野雄一 講義内で紹介されたおもな書籍 (配布されたレジュメを元に作成) 音楽批評の歴史 ジャック・アタリ (著)、 金塚 貞文 (翻訳) / ノイズ (みすず書房) エドワード・W.サイード(著)、 大橋洋一 (翻訳) / 音楽のエラボレー…
諸星大二郎×宮崎駿÷2でちょっと松谷みよ子とか、入ってるのかな。入ってなさそうだな。作者の年齢の若さが推し量れる具合の作品。幻想的でよくわけのわからない世界に浸るのは気持ち良いけど飽きそうな予感が。
感性と美、芸術を論じる哲学=「美学」における基礎的な美の概念の変遷から始まり、「美学」について平易な文章で解説している。
ナンシー関をきちんと読んでないので比較できないのだけど、あんまりおもしろくない。批評される対象に興味が無ければだめなものかな。いや、筆者の批評のやり方が自分にあんまりフィットしないなんだな。ということを考えながら読みました。
なかなかおもしろいよ。
作品の質/量共に圧倒的で地上3階から地下2階まで回る。小学生の時の手塚治虫、横山光輝の模写、膨大なコラージュブックから、近年の廃材を利用した造形物まで、氏の40年に渡る狂気にも近い創作意欲を十二分に堪能させられた。大竹は実験実験また実験の人、と…
chubeyさんというゲストを迎えて、やや楽理的な話や、Lopyuさんによる溝口健二『雨月物語』の紹介。共に素晴らしかった。私も少しiPodを流して駄弁を弄す。帰りの電車でid:note103さんと「面白メンツで何かやりませうぜ」と雑談。
ジャズベースのファンキーなポップバンドで、構成は、ピアノ、女声、電子パーカッション兼鍵盤ハーモニカ。サポートメンバにドラムスと電気ベース・ギター。一時間弱のステージをビール舐めつつ鑑賞。リズム隊巧い。時にベースがよかった。自分がやってみた…
歳末恒例企画です。今年で6年目を迎えました。いつまで続くかしらん。 以下の通り、ご寄稿を募りますのでよろしければご回答ください。 必要事項 お名前、ご職業(任意)、サイト名(任意)、自己紹介(簡単なもので結構です) 質問内容 1. 2006年に聴いた音…
前半が弾き語り。休憩を挟んで、後半バンドセット。大変良いライブで、自分でも何か音楽をやりたくなった。バンドアンサンブルが素晴らしかった。アーティキュレーションの良し悪しで、音楽ってほんとうに変わってしまうものだな。いや、レムスイムを見たの…
サウンドバトル制が導入されており、モンスターとの戦闘シーンでリズムに合せてボタンを押すと、複数回攻撃できるのが面白い。戦闘時の音楽も、マーチ、8ビート、レゲエ風、ハウス風などバリエーションに富んでいて、なかなかゆかいだ。音楽はほぼ酒井省吾と…
MOTHER3をプレイするが為に購入。ひとつ問題なのは、GBAの液晶の明度で、PCのモニタに慣れた目には大層暗く感じられること。
講師:高山博 音とは何か・・・空気の振動(充満しているものが振動する/分子の密度が変わる、寄ったり離れたりする)疎密波であり、気圧の変化である。音を波形でグラフ化するが、それはあくまでも分かりやすさのためである。空気圧は相対的な高低を表す指…
久しぶりに雑文を少々。リベラル風味なので、そこんとこよろしく。わたしの政治的立場はこの文章そのままではない。 安倍総理に個人的な愛憎は無いのだが「美しい国」というスローガンを聞いたときに「この人、やばいかもなあ」と思った。「構造改革」の方が…
disk2 track15:掃除機バンドがたまらなく良い。掃除機アンサンブルが奏でる音響派。他にもゆかいなトラックが目白押しだ。音楽ってなんだろう/音ってなんだろうというシンプルな問いとどこかしぶとさを湛えた仄かなユーモアが素敵だ。
連作短編集。「愛するということは人と人を分け隔てること」という名台詞有り。当たり前のことだけど、ホントそうだよな、と思う。まあ、愛の定義にもよるんだけど。
女の顔をした徳川家宣が描かれたコマが良かった。壮大な物語になりそうな感じ。
武満徹の音源はいくつか持っているのに聞いておらず、とても神経質で気難しい人だったに違いないと偏見を抱いていたが、そういった無知を明るくする助けになった。武満の人間的な魅力に、エッセイや論考や対談を用いて多面的に迫った一冊。本人によるエッセ…
良い本なのだが、誤字脱字が多く目に付いてとても残念。校正者は何をしていたんだろうか。
主にソ連〜ロシア連邦のジャズ受容の歴史とユニークな発展をコンパクトにまとめたブックレット。読んでいるとかなりわくわくします。聴いてみたいものが増えて困るなあ。
ラップでディスりあうシーンは良かったなあ。ギャグマンガにしてはつまらないな、と正直思うのだが、ギャグマンガほど命を縮める仕事も無いので、作者にはからだを大事にしてほしいと思う。
タイトルを見た時、ニール・オリヴェイラによるデトロイト・エスカレーター・カンパニーを思い出した。97年くらいに欲しいなーと思っていた『asin:B000024I9Z:title』。Amazonではとんでもない値段がついている。 おぼっちゃまくん+魔太郎がくる!! ÷2×15歳…
2000年に国立劇場が企画した公演について一冊にまとめたもの。新作の薩摩琵琶、講談、狂言をそれぞれ橋本治、夢枕獏、いとうせいこうがクリエイトする。その作品と、作者×演者の対談が順にサンドイッチされる構成。 橋本治の序文がすばらしい。また、いとう…
さらさらと流れるように読めてしまいまったく残っていないんだけど、昭和軽薄体を今時分に継承するオーケンになんとなく好意を抱いてしまうのです。
シャーロック・ホームズシリーズの『最後の事件』に出てくる「バリツ」についてのコラムが良かった。このうるわしきオタク心!オーケンの随筆集はネタの使いまわしも目立つけど、時たまクオリティの高いものがある。
写実性の高い肖像画やローマギリシャ神話、聖書に題を採ったものから、印象派〜象徴派〜シュルレアリスムまでベルギー近代美術400年の推移を70点くらいの作品で全部見通そうとするには無理があるね。でもおなかいっぱいいっぱい。写実主義の連中のエネルギー…
講師:小沼純一(早稲田大学教授) 講義内で紹介されたおもな書籍 R.マリー・シェーファー (著)鳥越 けい子 (翻訳) / 世界の調律 サウンドスケープとはなにか (平凡社ライブラリー) (平凡社ライブラリー) 関 孝弘、ラーゴ・マリアンジェラ / これで納得!よ…
インタビューマンガというのかな。こういうマンガを読んだのは初めてのような気がする。井上雄彦のストイシズムが魅力的だ。
長期連載化するのかねえ(もう十分長期連載か)。テレビドラマ人気で増刷してるんだろうなあ。でも美しく終わってほしいなあ。などと好き勝手思う。最初の頃のストーリーを失念している。
おお!ふたりは別れてしまった。なんだかんだ言って、おもしろい。資本制への批判精神が無くて、労働には価値あるものという世界観が息苦しくなることもあるけど。