Family Affair

約2ヶ月ぶりに、図書館へ。レポートの資料用に岡林洋「廃墟の
エコロジー」(剄草書房)、谷川渥篇「廃墟大全」(トレヴィル)
借りる。そうだ、卒論関係の本もそろそろ集めなくちゃな。嗚呼。


図書館の4階にある視聴覚ライブラリーで、ギル・エヴァンズ・
オーケストラのLDを見る。おそらく80年代前半の映像。解説が
ないのだが、時折入るダメシンセの音が物語っている。しかし
内容はなかなかのもの。ギル独特の緊張感漂うハーモニー、そして
ジャズ・ファンクなグルーヴと古き良きビッグ・バンドを彷彿と
させるプレイヤビリティーが混在してなかなか良かった。ギルは
すでにそうとう高齢とみえて、プレイには若干不安な感じがあった。
でもいいなあ。かっこいいおじいちゃんだなあ。と思いながら、
ビリー・コブハムの艶やかなドラムスに酔いしれる午後4時みたいな。


帰宅して風邪で寝込んでいる父の夕食の準備。鬼子と耳子は
来年の成人式の準備で着物を見に行ってなかなか帰ってこない。
借りた本を読んでみたり、レポートの準備をしようとするが何
ひとつ一向に進まず、無為に過ごしてしまい、夕食になる。
夕食後、クルーナーなジャズのコンピの選曲に没頭。なかなか
簡潔にしてドリーミーなコンピができあがり、かなり満足した。


蛇足。今日テレビでhp(ヒューレット・パッカードってどっかに
吸収合併されたんだっけ?)の宣伝を見たのだが、ペンギン・
カフェ・オーケストラの楽曲を使っていて、良い感じだった。


最近聴いたCDの感想1点