風邪

風邪を引いているとき特有のダウナーな心地良さってありますよね。
ほら、午前10時くらいからもそもそ起きだして、民放のワイドショーは
まだちょっとうるさくて嫌だなと思って、ぼんやりと洟をすすりつつ、
緑茶片手に「ピタゴラスイッチ」（NHK教育）をじっくり観てしまうような。
そんなときに感じてしまう、ローなんだけどちょっと楽しい感じ。


「うわーかなりシュールだよー。犬型テレビが喋ってるよ（幼児番組
なのだから当たり前なのだが）。しかも名前がジョン。ああまるで
犬みたい！」「しかもPCでネットに繋ぐんじゃなくって、百科辞典
の字が読めないから、テレビに教えてもらうってあたりどうよ？
じがよめない…ってああっなんて刺激的刺激的（意味も無く昂奮）」
「アルゴリズム体操…って何!???アルゴリズムって何だっけ？コン
ピュータ関係の何か…プログラムするときの…何だっけ（思い出せない）
あっあっ、そんな！イイ大人達がみんな一生懸命に体操してるよ…」。


で、まあもちろんこんなクセのある番組は、スタッフロールをきちんと
見ねばならないわけです。ああ、音楽、栗コーダー（カルテット）じゃん。
やっぱ人気あるなあ。ていうか妙にNHKの幼児番組作っている人たちには
サブカル趣味な匂いがあるよなあ。ってかラーメンズ？アルゴリズム体操
ってラーメンズがどうしたの？（判読できず）最後のほうに、慶応大学
佐藤雅彦研究室の名前が出てくるあたり、「ははあ」となんとなく頷いて
しまったりするあたり。そんなあたり。どうですか？どうなんだろう...。


というわけで風邪を引きました。