きょうのクラシック
(演奏)ピッツバーグ交響楽団
(指揮)ロリン・マゼール
シベリウスというひとは、管楽器の使い方がおもしろいですね。印象としてはプログレ。
フィンランドのクラシックをドイツ/オーストリア・オリエンテッドな耳で聞くとプログレなのかは無知ゆえ判然とせず。
第4楽章は、弦の奏でる映画音楽のフィナーレ然とした異様にキャッチーなメロディーに唖然。なんだ.....これ...。
最後はアーメン・エンディング!コード理論判らないんですが、聴いた分では、そんな感じ。屈託無いなー。
(演奏)ピッツバーグ交響楽団
(指揮) ロリン・マゼール
シベリウスの曲の特徴
この曲の印象を大雑把に言うと、田舎風味のモダニストという感じでしょうか。しかし2番で感じられるような屈託の無いロマン致死ズムが
影を潜めて(第1楽章で下降するハープのフレージングなどずいぶんおとめちっくですが)、モダーンで
フリーな、さりとて不協和な感じもせず、楽曲としては洗練の度合いが増した感じ。2番のような明快なカタルシスはありません。