クラシックリクエスト (NHK-FM)
夕飯の後、途中から聴きました。抜粋で感想を。
- 「マルセイエーズによる行進曲とサ・イラの歌(作曲:バルバートル)
(オルガン)アンドレ・イゾワール
こういうのは変奏曲といってよいのかしら。オルガンが激しくロックれ、まさにプログレ然としています。
プログレがバロック然として、ピギャードキャーになるのかはkabunにして知りませぬ。
- 「山の夏の日」 (作曲:ボザ)
(演奏)東京フルート・カルテット
プログレだなー、っていうか・・・それはつまりテクニシャンだから。
サイケだなー、っていうか・・・それはつまり反復する酩酊を誘うメロディだから。
安易に、たとえるばかりじゃ良くないですね。ポップスのタームを使えば判りやすいような気がしてしまうけど。
何はともあれ、すばらしいアンサンブルに、くらくらしました。
- 「歌劇 どろぼうかささぎ 序曲」(作曲:ロッシーニ)
(演奏)ヨーロッパ室内管弦楽団
(指揮)クラウディオ・アバド
ノーブルなマーチからワルツになるんだな、この曲。
昔、ブラスバンドにいた頃演奏したことがあるのですが、久しぶりに聞きました。6年ぶりくらいです。
最後がねー盛り上がるんだよな。ロッシーニの序曲ってポップだよなあ、とつくづく。
何だって?『ねじまき鳥クロニクル』ですか?ウーン、ぼかあ、あの作品はあんまり。
(テノール)アルフレード・クラウス
(ソプラノ)エディタ・グルベローヴァ
(演奏) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ニコラ・レッシーニョ
オペラってのは、マイクロフォーンの発達した現代においてデフォルトでプログレな訳ですね。
プログレというか、ハードロックというか、パンクというか。まあ、うるさいね。
また安易にポップスの文脈へ寝かしつけてしまいましたが、そこらへん了解すれば楽しめるかもしれないと一瞬思ったり。
一度くらい生で観てみたほうがよいのだろう、と。誤ってオペラ狂になってしまうかもしれませんが。
(ピアノ)クリスティアン・ツィマーマン
(演奏) ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)カルロ・マリア・ジュリーニ
ショパンの曲と紹介されて弦が鳴っていると奇妙な気分ですが、ピアノソロがはじまりだすと
「ああ」というような感じです。華麗だわ華麗だわ。ピアニズムだわ。というようなKANJI。