特集 クラシックリクエスト (NHK-FM)



部分的に聴いた。印象に残った曲はラヴェルの「ピアノ協奏曲 ト長調」。
懐かしく聴いたのが、レスピーギの「ローマの祭」。高校時代に譜読みに苦労したのだ。しっかしかっこいいなあ。
リクエスト番組なので、リクエストが多かったものが最後に読み上げられたのだが、


1. ラヴェル / ボレロ
2. チャイコフスキー / 荘厳序曲 1812年
3. ホルスト / 木星 快楽をもたらすもの (組曲「惑星」より


というのが上位三位。「木星」って確かにあのメロディは印象的だけれど、結局ロマン派じゃん。
ぜんぜんイノベーチブな音楽じゃないじゃん、などと知ったかぶりつぶやいてみたり。
チャイコの「1812年」も、なんつーか、凡庸でないか、この曲。ヴェートーヴェンのほうがよくないか。
そして堂々一位の「ボレロ」に至っては。この偏執的な曲が受けるのはなぜかな。わかった!
日本人の好きな諸行無常な感じがするからだな。それにこの前駆的ミニマリズムがデフレ世代のナウなヤングのハートを直撃!
なわけですよ、先生。たぶん。いやこの小太鼓のかもすグルーヴがナウアデイズなんですよ、老師〜。