[雑文]A Brief History of New Music

ミュージック 「現代音楽」をつくった作曲家たち

ハンス・ウルリッヒ・オブリスト『ミュージック 「現代音楽」をつくった作曲家たち』(フィルムアート社、2015年)からインタビューをいくつか(※で示す)読んだ。目次は次のような感じ。

イントロダクション
リオネル・ボヴィエ
1.前衛音楽の作曲家たち
シュトックハウゼン
エリオット・カーター
ブーレーズ
2.電子音響音楽の誕生
※ヤニス&フランソワーズ・クセナキス
ロバート・アシュリー
フランソワ・ベイル
ポーリン・オリヴェロス
ピーター・ジノヴィエフ
3.ミニマリズム&フルクサス
テリー・ライリー
トニー・コンラッド
ライヒ
小野洋子
フィル・ニブロック
4.現代の名匠たち
※イーノ
アート・リンゼイ
クラフトワーク(ラルフ・ヒュッター)
カエターノ・ヴェローゾ

この本の日本語訳の制作に関西に住む2人の友人が関わっていることから、手に取ったのだが、なかなか興味深いインタビュー集であると思う。現代音楽の門外漢でも意外と楽しく読めるのではないだろうか。この本のお陰で聴きたい音楽がまた相当数、増えてしまった。