2000年に国立劇場が企画した公演について一冊にまとめたもの。新作の薩摩琵琶、講談、狂言をそれぞれ橋本治、夢枕獏、いとうせいこうがクリエイトする。その作品と、作者×演者の対談が順にサンドイッチされる構成。 橋本治の序文がすばらしい。また、いとう…
さらさらと流れるように読めてしまいまったく残っていないんだけど、昭和軽薄体を今時分に継承するオーケンになんとなく好意を抱いてしまうのです。
シャーロック・ホームズシリーズの『最後の事件』に出てくる「バリツ」についてのコラムが良かった。このうるわしきオタク心!オーケンの随筆集はネタの使いまわしも目立つけど、時たまクオリティの高いものがある。
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