T・W・O /松浦亜弥
2003年1月29日発売
品番:EPCE-5195
zetima / SMEJ
01. Yeah!めっちゃホリデイ
(編曲:高橋論一)
1曲目としては妥当ではないかと思う。夏か……。
02. The 美学
(編曲:鈴木゛Daichi"秀行)
ブラスパートを生でやったらもっと良かったのにね。
03. あなたの彼女
(編曲:高橋論一)
アレンジ(コーラス、チェンバロ風のキーボード)で聴かせるけど、メロディはかなり歌謡ですなあ。駄曲。
04. 桃色片想い
(編曲:高橋論一)
何度聴いても、良い曲だね。すばらしい。
05. ダイアリー
(編曲:酒井ミキオ)
変哲のないJ-POP。ZARDとか思い出してもいいですか?(苦笑)丁寧なヴァイオリンのフレーズが好印象。アレンジャーの力か。
06. SHINE MORE
(編曲:小西貴雄)
ブラコン歌謡キタ!「SHALL WE LOVE?」に繋げるための曲か。「あなたの彼女」も凄いけど、この曲もひどく歌謡してます。
07. SHALL WE LOVE? (松浦Version)
(編曲:鈴木゛Daichi"秀行)
うーん、キックがうるさい!音を抜けよ!うるさいよ!(苦笑)合いの手で入るキーボードもなんかダサいなあ。歌はいいんじゃん。
08. From That Sky 〜替え玉は硬メンで〜
(編曲:鈴木俊介)
副題からコミックソングかな?と思って期待していたのに…。まあ、歌詞はコミカルなんだけど、ロックなアレンジです。
09. デート日和
(編曲:高橋論一)
編曲が秀逸。ブギですよ!恋に浮かれてる感じが良く表現できてると思う。ギターもベースもいいねえ。本作のベストトラックだなあ。
10. 草原の人
(編曲:鈴木゛Daichi"秀行)
このアルバムの中では落ち着いて聴ける(笑)。良い曲かも。
11. ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)
(編曲:小西貴雄)
イントロが小室のtrfを彷彿とさせ、パフィーか?と思わせて(語彙が貧困ですが、印象がそれでしか語れないのです。申し訳ない)。'93年頃毒のないJ-POPにはまっていた時分を思い出してなんか懐かしくなる。
12. 元彼
(編曲:河野伸)
1st収録曲「初めて唇を重ねた夜」のアレンジはつまらなかったけど、この曲は無難にまとまってるんじゃないかな、と思います。以上!
総評:あややヲタでもないので、偉そうなことは言えないんですけど(笑)、ゼティマのボーカル修正セクションでどのくらいボーカルを磨いているかということは別にして、松浦亜弥は、そろそろつんく♂の元を離れたほうが良いのかもしれません(苦笑)。1stに比べてつまらないのは、曲の吸引力のなさにつきます。アレも後半はずいぶんとダレたけど(笑)。曲のつまらなさに反して、彼女の歌唱力は明らかに上がっている(ような気がする)。ただ商売的にも難しいのは、つんく♂の元を去るタイミングと売り方でしょう。アイドルからどうやってシンガーにイメージをシフトしていくか問題(笑)が、重くのしかかります。うまく立ち位置をずらさないといけないけど、彼女の場合、相当なアイドル
としての認知があるわけで、タイミングを間違えれば「妙にアーティスト気取りやがって」(苦笑)というファンの失意と共に商売的にも失敗する可能性大(笑)。難しいねー。いや、別にどうでもいいんだけどさ、歌手として末永くやってくれたらいいな、と思うのですよ。でも、電撃結婚で引退っていうのもいいんじゃないのかな。彼女は相当演技派だと思うんだけど、芸能界を美しく早めに去っていってほしい気持ちになりますね、歌詞カードの写真を見ていると(苦笑)。彼女が失速していくところを見るのを想像すると忍びないのよ、なぜか(笑)。ト、いうわけで妙にクサレ評論家気取りの総評(みたいなもの)にお付き合い下さいまして誠にありがとうございました。ここらへんで終わります。
物足りない貴方に…
- K'z Roomの「T・W・O」感想 楽曲分析が丁寧。愛を感じる。
- 伯爵タイムズの「T・W・O」感想 誠実な辛口。