GROOVE

まろんさんにお借りした山田風太郎『戦中派不戦日記』(講談社文庫)を
読みつつ、学校へ。ページを繰る度に、言葉にならない衝撃が走る、
なんていうとちょっとオオゲサに聞こえるかもしれないけど、嗚呼
読んでおいたほうがいいです、この一冊。有り体な言い方だけど
生きることについて、考えさせられます。うーん、ハングリーさって
やっぱ生きていくのに必要なんだなあ、なんて凡庸な感想かしら。


放課されてから、三宿のカフェへ。華火のビラを配ったりして、10時半前には
退店し、池尻大橋駅へ。帰りの電車の中では延々デートコースペンタゴン
ロイヤルガーデンの『GRPCD2』のライブ盤を聴く。エロすぎるリズム隊。
叫び捻れるギター。咆哮するブラス隊。うめき続けるサックス隊。ネオン
カラーの砂埃を立てながら転げまわるキーボード。ぼくは夜の音楽が好きだ。
最高だなあ。ホント、黒いグルーヴって最高だ。音楽の神様、ありがとう。