山本精一 / Crown of Fuzzy Groove (2002, P-VINE)



昨年リリース(9月)以降、ウェブ上でとても評価の高かった山本のソロ作。
しかし端的に言ってしまえば、かなり期待して聴いたものの、大して感銘を
受けなかった。リズムや音色にも特筆して心地よいものは見受けられない。
ただ、5曲目に関しては鼓膜をヘンな感じで揺らす奇妙なビートがあった。
アンビエントみたいな抽象的なサウンドスケープだから、わりと聴きたくなる
TPOを選ぶのかもしれない。ゆうせんのサイトで「真綿がビートする感じ」
などと面白いキーワードが頻出していたのだが、実際の音はあんまり面白く
なかった、とここはあえて言いきってしまおう。また聴いてみると変わるかな?