2003-01-20から1日間の記事一覧

Various Vocalists / Original Sound Truck Recordings (1994, MCA)

いわゆる往年の名作ハリウッド映画(「大砂塵」「慕情」「カサブランカ」 「オズの魔法使い」etc)の挿入歌集。パット・ブーンとビング・クロスビー。 耳についたものをメモして聴き返してみるとたいてい、クルーナー(マイクの 前で囁くようにしてうたうこと…

羅針盤 / はじまり (2002, LITTLE MORE RECORDS)

これと山本ソロを比較して聴いてしまうと、やっぱりぼくはきちんと構造の あるポップスが好きなのかな、と思ってしまう。とりとめない感じのものも 好きなのだけどな。気を衒わない力の抜けたとても心地よいポップスアルバム。 山本の微熱中年なボーカルは、…

Ornette Coleman / Dancing In Your Head (1973,1976 A&M)

アルト・サックス奏者、オーネット・コールマンをちゃんと聴くのは初めて。 非常にフリーキーな雰囲気が漂いつつも、ポップな感じを併せ持っているのが すごい。フリー・ジャズという枠で、ドルフィーやコールマンも括られたり するのだが、バキポプギョピギ…

山本精一 / Crown of Fuzzy Groove (2002, P-VINE)

昨年リリース(9月)以降、ウェブ上でとても評価の高かった山本のソロ作。 しかし端的に言ってしまえば、かなり期待して聴いたものの、大して感銘を 受けなかった。リズムや音色にも特筆して心地よいものは見受けられない。 ただ、5曲目に関しては鼓膜をヘン…

Sam Moore / MOOOOHIEEE! (2002, em RECORDS)

'20年代に活躍したミュージカル・ソウ(のこぎりヴァイオリン)と ハワイアンギターの名手、サム・ムーアのSP盤コンピ。ぼくは、最近 ノアルイ監修の「SWEETEST MUSIC THIS SIDE OF HEAVEN」という戦前 SP盤コンピに収録されていた「OLD BLACK JOE」(フォス…

Windom Hill Artists / Country (1984, Vuena Bista Distribution)

ウィンダム・ヒルといえば、いわゆるニュー・エイジの元祖的に 語られる(と思う)レーベルなのだが、以前図書館で2枚組のベストを 聴いただけで、その作品にはきちんと接したことがなかったので、 なんとなく購入してみた。荒涼とした田園の風景のジャケも…