1980年の秋、欧州と米国計15公演回った世界ツアーのベストトラック集。
ギターは渡辺香津美から、大村健司に交代しているのだが、このギターが
またいいんだよなあ。恍惚しても弾きまくらない抑えた感じがクール。
サウンドとしては「ワイルドでストレンジでサムシンクールなシンセ主体の
ロック・バンド」という感じだろうか。2枚組。この世界ツアーの際、道中も
かなりアレンジに思考錯誤を重ねたらしいのだが、そのプロセスの音は存在する。
スカっぽく、全体的にパンキッシュでアバンギャルドな趣もあり、かなりかっこ
いいのだが、今後公式にリリースされることはないのだろうな、と思うと残念。
