ギル・エヴァンズ / Plays Jimi Hendrix



ギル・エヴァンズ、'74年の作品。ギル・エヴァンズというひとは個人的にとても気になる
アレンジャーなのですが(すでに天に召されてます)、これはジミヘンの曲を、自身のオケで
プレイプレイしてます。ファンク・ジャズの趣。かなり、イイです。正直たまげました。
ソーンヒル楽団であんな洒落たことやってたのに。芸風幅広いんだから、もう、おじいちゃん!
ギルというひとは、きっとプロデューサー的な資質がでっかいひとだったんでしょう。


本当は、ギルはジミヘンと共演したかったらしいのですが、ジミがクスリで死んでしまったため、
結局、自分でカバーすることにしたそうです(結果的にはそれでよかったのかも)。ジミはマイルズ・
デイヴィスとも共演する話があったらしいです。そんなアルバムができたらとんでもないことに
なったような気がするけれど(まとまりつかなくて、お蔵入りしそう・笑)。