音楽の恩恵

この7,8ヶ月、ポータブルCDプレイヤーが壊れたままで、日常、移動中には
音楽を聴くこともなくなり、電車に乗れば本を読みという感じだったけれども
なんか、それがわりと功を奏した感じで、悪くないな、と思った。というのも
なんだか、音楽に対する集中度は高まって、というか、要は短い時間がそうさせるのかも
しれないが、とにかく音楽を聴くたびにずいぶん「濃い」感覚がやってきてくれるから。


TGVは今年で4周年を記念したDJイベントで、4年続くってのは、ほんとにすごいことで、
生まれたばかりのベイビーが、ひょっとすると幼稚園に入ってしまったりするのである。
はいはいから、ぴょこぴょこ歩いたり、また、走ってしまったりするそのプロセス
というのは、楽しそうでもあり、大変そうでもある。なにはともあれ継続はティカラなり。


きょうは、ゲストDJ立石さんということで、ギャラリーも期待のまなざしで見つめていたが
うーん。ぼくは、しびれたぞ。というのは、オープニングが、とても印象的なおもしろい曲であったし
(セットリストはそのうち、彼女のページにアップされるだろう)
〆がねー、小坂忠の「Knockin' on Your Heart」ですよ、お兄さん。あっしはまいっちんぐ
いや、曲名忘れてたんだけど。あと、仮にこの曲カラオケで唄うとしたら、難しそうだ。


喫茶な感じでいろんな音楽が流れるのはなかなか気分で、ムネカタさんの
妙にフォーキーなヴァイブの連なる選曲が興味深かったのだけど、うーん、引き出しが・・・
引き出しの多さが、すごいなあ。とため息ひとつ。そんな感じでしょうか。


ひさびさに会うことのできた友人たちや、楽しい場、楽しい時間、そして初めて
お会いできたかたがた、そしてTGVスタッフの皆さん、加えてミューズに感謝。
ですです。DJ、まわし続けて。な、気分で岐路に着きました。


うーん、リラクシンなDJをやりたいものです。きゃー、誰か誘って、と思わず
他力本願。落ち着いたら、自分でもささやかな祭りをやりたいのですが、今は
ちょっとむつかしいなあ。ううー。


☆☆☆メモ☆☆☆


ピロスエさん&ホシヒコさんオススメ本:筒井康隆虚人たち』『旅のラゴス
日高さんオススメ映画:ウォシャウスキー兄弟『バウンド』