川西政明 / 文士と姦通(集英社新書)



作家が近代的性欲(笑)に苦しんだエピソード満載。創作と恋愛の関係など。
覚えているのが、島崎藤村が姪を孕ませてしまったとか、芥川龍之介は巨根だったけれど
まじめすぎて、性欲を解放できなくて神経衰弱に陥ったとか。そんな話。
近代の偉大な文人って、ほとんど「D.T.」ですね。この生真面目さはなんなのか!と
驚きのあまり風邪を引きました(10月8日ごろ読みはじめた・ちょうどその日は新宿で踊っていました)。