松本大洋 / ピンポン(全5巻・小学館)



妹の彼氏(美大生)からの借り物。はじめて松本のマンガを読んだけれど、彼の画って、明らかに大友克洋の系譜。
フラットかつ粘着なデザインする意思を感じさせる描線と、「才能」や「勝利」といったホットなストーリーのギャップがいい感じ。
感情移入できるのは、月下誠(スマイル)。後半のコマ割りは凄まじくて、そうとうのエナジーが伝わってきます。
手塚〜大友の系譜に漏れず、描き直しが多そうだなあ。雑誌掲載時と変わってるページとか多そう。な気がする。
第1巻が'96年に出てるんだね。第5巻は、'97年。'90年代の感じするなあ。版を重ねてるのは、やっぱり映画のせいか?


以下、給料日に伴う、購入物。CDは中古。