FMシンフォニーコンサート(再放送、NHK-FM)


(作曲)リムスキー=コルサコフ
(演奏)大阪シンフォニカー交響楽団
(指揮)曽我大介


ポップで、ほどよい甘さ。甘すぎぬ感じがよい。弦がずいぶん歯切れよく、もっと甘くゆるくもできたろうが、そこは指揮者の色が出たのであろうというような塩梅。

(作曲)モーリス・ラヴェル
(ソプラノ独唱)小濱妙美
(演奏)大阪シンフォニカー交響楽団
(指揮)曽我大介


歌劇の序曲として構想したそうだが、歌劇そのものは未完成に終わったとの解説あり。
短くて印象が無いが、どうも歌劇のスタイル(要はオペラボーカルがあると)は退屈だ。
確かにすばらしい歌手もいるのだが、大抵音楽そのものが聴こえにくくなり、音楽が歌手のものになってしまってそれはうっとうしくなって聴く気が起こらないのだ。
うっとうしいシンガーはむろん歌劇に限らずポップスでも同様で、要は声楽より器楽(インストゥルメンタル)が好きなだけだ。