高橋源一郎 / ジョンレノン対火星人 (講談社文藝文庫)



「実にロック精神を感じるナラティヴだぜこりゃ!」と呟きつつ読んでいたら、巻末で内田先生が
この小説のテーマは二つあって「エロスと暴力」だよ、と書かれていたので、
「ああぼくが感じるロック精神というのはエロスと暴力に象徴されてるんだなあ」としみじみ思った。