睦月カラオケのつどい



新年明けまして初カラオケ。最近は年に1,2度歌うという感じだったが、何か妙にどきどきしつつ渋谷に午後五時集合。十一時まで飲み食いしつつ歌う。金がないのに、九千円払う。気の置けない友人等と、とても楽しめたので良いとしよう。メンバーは、山下スキルさん、風街まろん(id:marron555)さん、ようこ(id:yo-ko)さん、小生の四名。


小生が歌ったのは灰田勝彦「東京の屋根の下」ではじまり、高峰秀子「銀座カンカン娘」、小沢健二今夜はブギーバック」(大盛り上がり)、岡村靖幸「カルアミルク」、堀絢子「忍者ハットリくん」、「安里屋ユンタ」、奥田民生「息子」、井上陽水「夢の中へ」などいろいろ。太田裕美「九月の雨」を歌って締める。皆さんに「低音凄いね」と指摘される。自分ではまったく気づいておりませんでした。昔大学の合唱サークルに在籍したことがあって、そのときに習った腹式発声法がたいへん役立ちました(喉ではなく腹から声を出す、とか、高音は腹で支える、とか)。


開始より六時間の後、「君は高音も低音も出るのだから、年上の友人とカラオケてる場合ではない。すべからくアジカンオレンジレンジサンボマスターなど(いまどきの流行歌)を覚えて歌って女の子を口説くべし」とのお言葉をようこさんより頂戴。 確かに枯れているかもしれません。でもたぶん残念ながらアジカンやオレレンやサンマスなどを歌うことは小生終生ないと思われます。スピッツ平井堅槇原敬之でも練習しようかしら。確かに、灰田勝彦高峰秀子ではナウでモダンでヤングでイケてるガールズは口説けませんな。霧島昇李香蘭渡辺はま子なんかも覚えたいのだが、そういう曲は老人ホームに慰問にでも行って歌うべきか。


終電に乗ろうと思えば乗れたのだが、そのまま麻布の山下邸にお邪魔し、ジャスミンティーや切干大根などをご馳走に。午前4時ころまで、音楽をかけてだらだらと。山下さんの愛猫のなかでも最も若いメイくんが小生のことが気に入ったようでタックルしてきたり、トイレに行くとドアの前で待っていたり(誤って足を踏んでしまった。ごめんな)、布団の中にもぐりこんで来て鼻面をくっつけてきたり、寝たふりをすると顔を舐めてきたりしたので、結局眠らずに、カップヌードルのシーフード味を食べて、ひとり渋谷駅へ向かう早朝。6日午前7時半、帰宅。