感想



端的に言うと最近のわたしは花粉のせいで、体調が変調しており、躁的傾向にある。また、旅行に行くということが、身体に興奮を与えて、さらに理性を超える感じでうきうきした。しかも気心知れた(とある程度考えられる)友人たちとの旅である。長野についてからはしょっちゅう歌を歌っていた。渋温泉はひなびたいい温泉で、客も少なく、つげ義春のマンガや随筆をぼんやりと思い浮かべていた。そんなところで、おかしな調子で歌を歌っていたのである。行きと帰りで『無罪モラトリアム』は通して2回歌った。ちょうど歌を歌いたい気分だったので大勢で歌うのも気持ちがよかった。酒も旨かった。楽しかったので、また行きたい。次は、ぜひ岩手でわんこそばを食べたい。


(おわり/文中一部敬称略)