視聴覚交換マシンの体験会@丸ビル



 嵐のような奇妙な天気の中、丸ビルへ。
 自分と相手との視覚を交換してみたら、どうなるだろう。お互いを見つけられるだろうか。八谷和彦氏(id:hachiya)により、「Inter Dis-communication」というコンセプトを元に制作されたようです。
 「自分の視覚」を奪われて、「相手の視覚」を与えられると、自分自身の中で混乱が起きるもので、それはまさに「Inter Dis-communication」。ある種の疎外感による、暴力を感じました。
 しかしまあ、考えてみると「じぶんの視覚」と思っているものが奪われることを通して、主観/視覚そのものの「暴力」をあばくマシンというか、そういった批評性を読み取ることもできる試みですな〜。