佐藤さとる / 豆つぶほどの小さな犬(講談社文庫)



昼休みにコーヒーを喫しながら読み終えた。コロボックル小国に遊びに行きたくなりました。なんて書いていると小学生の感想文みたいなんだけど、本当にそう思ったんだからしょうがない。この年になってあらためて佐藤さとる作品に触れてみると、多少教訓めいたテイストというか、作者の理想主義を感じないでもないけど、良いものは良い。というか、好きなものは好きだ。なんといっても、村上勉のイラストが良いですね。
 昭和62年発行第33刷を読んだのですが、113ページと114ページの間に抜けがあります。落丁かしら。落丁って珍しいな。