映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科/第4回講義@京橋・映画美学校
講師:高橋健太郎
本日のテーマ:音楽を想像する力について
たいへんディープな二時間だった。抽象的かつ観念的な話も多かった。高橋さんのレジュメにそって話は進んだので、「2001年以降音楽は更新されたか。(世界は911によって更新された)」「音響の快楽から音響の無い音楽へ」「音楽を聴くことは聞き落とすこと」「虚構としての音楽史」「妄想と音楽」「音楽をどのようにして必要としているのか」「文章で表現された架空の音楽をどれだけ想像できるか」というようないくつかのテーマに集約されてしまう。備忘のために講義に登場した固有名詞だけ列挙しておく。
- Devendra Banhart/Smokey Rolls Down Thunder Canyon
- Amy Winehouse / Back To Black
- Newton Faulkner / Hand Built By Robots
- 村上龍 / コインロッカー・ベイビーズ(講談社)
- サミュエル・R・ディレイニー / 時は凖宝石の螺旋のように(サンリオSF文庫)