講義

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科講義@京橋・映画美学校

講師:岸野雄一 本日のテーマ:モンド・ミュージックから、音楽聴取の変化を考える ♪Martin Denny / Quiet Village モンド・ミュージックとは何か かつて第二次大戦で南の島に行った元兵士たちの慰安や追憶のために1960年代に作られたエキゾチックな音楽など…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科講義@京橋・映画美学校

講師:高山博 本日のテーマ:批評の方法について

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース初等科講義(聴講)@京橋・映画美学校

講師:副島輝人 本日のテーマ:フリージャズと1960年代 事務局の許可を得て聴講。『日本フリージャズ史』(青土社)で知られる副島輝人さんによる講義。たいへん面白かった。時代状況と諸芸術がどのように影響しあうか、という大きな話から、日本と海外の同時…

映画美学校/音楽美学講座/特別講義@京橋・映画美学校

講師:小田晶房、岸野雄一

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科講義@京橋・映画美学校

講師:大谷能生、岸野雄一 本日のテーマ:音楽について何を書くか CDを構成する要素 演奏者の名前 アルバムの名前 ライナーノート 歌詞カード ジャケット(デザイン) 帯 宣伝チラシ、はがき 印象批評=我の強さ=妄想を外へ広げる 印象批評の面白さはディー…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科講義@京橋・映画美学校

講師:野々村文宏 本日のテーマ:音楽について書くとはどういうことか(音楽批評の方法論) 批評の前提 多角的な検証方法がある たとえば、「音楽を聴くわたし」を相対化することは、聴取スタイル論につながる 書くこと/読むことの肉体性 音楽を通じて何を書…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科講義@京橋・映画美学校

講師:佐々木敦、岸野雄一 佐々木さんは饒舌で、まるで失った声をさっき取り戻してきたかのように延々強度を持って喋り続ける姿にまず圧倒された。講義は2時間オーバーで、さまざまな領域に存在する批評という枠組そのものを、「外」から捉え直そうという提…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科講義@京橋・映画美学校

講師:小沼純一 バッハ「ゴルドベルク変奏曲」について。みすず書房から出ている著書がサブテキスト的に参照された。眠くて眠くて、記憶が一部抜けてしまった。講義のあと、受講者と雑談。この時間がたまらなく好きだ。日々の憂さが晴れるからだ。「雑談だけ…

BRAINZ:20世紀の「批評」を読む 第5回:吉田健一『時間』を読む@渋谷HEADZ

講師:大谷能生 2007年9月から始まった「20世紀の『批評』を読む」全5回の最終回。吉田健一『時間』を中心に1970〜1975年にかけての諸作品が紹介された。『時間』は一部を受講者全員で音読したら、たいへん面白い時間になった。 これをきっかけにいろいろ読…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース初等科高等科合同講義@京橋・映画美学校

講師:須川善行 本日のテーマ:編集とその実践 なかなか実践的かつ具体的な内容だった。というのは知らぬ間に三月配付を目指し、音楽フリーペーパーを音楽美学講座有志で作ることになったらしく、今日はチーム分け、編集長の決定から、企画会議。規定時間を…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科/第5回講義@京橋・映画美学校

講師:野々村文宏 本日のテーマ:美学概論 前回のポストコロニアリズムについての回が大学院のゼミだとしたら、学部のゼミに落ちた感じはしたが、残業でほろけぎみの脳みそには丁度良かった。本日はギリシア時代から現代までの「美学」概論という感じ。後半…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科/第4回講義@京橋・映画美学校

講師:高橋健太郎 本日のテーマ:音楽を想像する力について たいへんディープな二時間だった。抽象的かつ観念的な話も多かった。高橋さんのレジュメにそって話は進んだので、「2001年以降音楽は更新されたか。(世界は911によって更新された)」「音響の快楽…

BRAINZ:20世紀の「批評」を読む 第3回:蓮実重彦『映像の詩学』を読む@渋谷HEADZ

講師:大谷能生 質疑応答・雑談を含めて2時間半ほど。今日は蓮実重彦『映像の詩学』(1979年)が取り上げられた。『映像の詩学』のうち、第一章「《巨匠》たちの挑発」からジョン・フォード、ハワード・ホークス、ジャン・ルノワールが論じられたテキストを要…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科/第3回講義@京橋・映画美学校

講師:野々村文宏本日のテーマ:ポストコロニアリズムと音楽 大学院のゼミのような感じでした。ポストコロニアリズムなんていきなり言われても、ある程度本を読んで概念整理が出来ていないときつい話だよなと俯瞰しつつ、なかなか面白かった。

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科/第2回講義@京橋・映画美学校

講師:大谷能生(残業の為、欠席)

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース高等科/第1回講義@京橋・映画美学校

講師:岸野雄一 今年度の高等科受講生はわたしを入れて計7名。岸野さんが「七人の侍」とおっしゃっていて面白かった。

BRAINZ:20世紀の「批評」を読む 第2回:平岡正明『山口百恵は菩薩である』を読む@渋谷HEADZ

講師:大谷能生 質疑応答を含めて2時間半ほど。今日は平岡正明『山口百恵は菩薩である』(1983年、講談社文庫版)を中心に、平岡の著作がいくつか紹介された。『山口百恵は菩薩である』は山口百恵を「大衆」に接続する試み。テキストは前掲書から「山口百恵み…

映画美学校/音楽美学講座/特別講義:音楽の聴取について@京橋・映画美学校

講師:大友良英、岸野雄一 アンサンブル(協奏)の重要性 中心点が常に動く 音楽は一人でもできるが、生む苦しみがある 斜に構えないで、自分からやってみよう たとえソロでも聞き手が常にいる、音楽は演奏者と聞き手とのアンサンブルでもある 音楽とは 雰囲…

BRAINZ:20世紀の「批評」を読む 第1回:宮川淳『アンフォルメル以後』を読む@渋谷HEADZ

講師:大谷能生 質疑応答を含めて2時間半ほど。今日の課題は宮川淳『アンフォルメル以後』(1963年、『美術手帖』に発表)。アブストラクトな表現が一段落し、ジョン・ケージが来日(1962年)、日本でもパフォーマティブなアートが現れ、NYではリキテンスタイ…

映画美学校/音楽美学講座/特別講義:カートゥーン音楽小史、歌謡曲における言葉(歌詞)の可能性について@京橋・映画美学校

講師:細馬宏通(滋賀県立大学准教授)、岸野雄一 ある音楽が流れているときに、観客は何/どこに注目したらよいか 芝居(オペラ)...生演奏・視点が自由(舞台のどこを見ても良い) 映画(編集)....録音・カット割(強制的=拒否できない)・スクリーンを眺…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース/第22回講義@京橋・映画美学校

講師:岡村詩野、岸野雄一 本日のテーマ:職業としての音楽ライターについて、ポピュラー音楽批評について 岡村氏発言 20〜21歳ごろ、『Doll』(パンク雑誌)での「突然ダンボール」へのインタビューが初仕事 仕事は断らない/媒体は選ばない 人との出会いが…

映画美学校/音楽美学講座/特別講義:音色について@京橋・映画美学校

講師:生方則孝 GM音源・・・出力する機器によって音色が違う 電気的に作りやすかった音 ノコギリ波...バイオリン、トランペット、トロンボーンなど(擦弦楽器、金管 楽器) 矩形波...クラリネット、イングリッシュホルン、アコースティックギターなど (主に木…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース/第21回講義@京橋・映画美学校

講師:大谷能生、岸野雄一 本日のテーマ:2001年〜現在の音楽 音楽を考える:下記はそれぞれ関連しているが、分けて考えたほうがよい 音楽...楽曲作品/芸術作品としての音楽(モダニズムのアートとしての音楽)・・・流派/スタイル/音楽家 メディア(流通)・・・…

映画美学校/音楽美学講座/特別講義:音楽配信サービスについて@京橋・映画美学校

講師:津田大介(IT・音楽ジャーナリスト) 津田氏自己紹介:1999年、Napster(旧Napster社提供のファイル共有サービス)を知ったことがきっかけで、ITと音楽配信のかかわりに興味を持つようになった。 音楽配信のメリット 価格が安い(1曲単位で購入できる・1…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース/第20回講義@京橋・映画美学校

講師:竹内直夫(翻訳家、音楽家) 本日のテーマ:現代フランスの音楽と文化史〜「フレンチポップ、シャンソンの愉しみ」(於 NHK文化センター弘前)講義を元に 1. 現代のクラシック(1950-60年代のシャンソンを中心に) 個人主義 共和制/フランス革命/共和国 …

映画美学校/音楽美学講座 特別公開講義:菊地成孔によるポリリズム分析講義@水道橋・アテネフランセ

mono(単)/poly(複) 律動構造のpoly=polyrhythm ポリリズム/ポリトーナリティー 「モノ」リズムは存在しない、というテーゼ モノトーン/モノラル 中世〜近代西洋:「モノ」概念の発達/「調整」はひとつ/「モノ」リズムの顔つきをしたリズム(ex. 4/4,3/3,6…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース/第19回講義@京橋・映画美学校

講師:野々村文宏(和光大学准教授) 本日のテーマ:1990年代のポップスについて(主に1986年から1995年ごろまでを対象として)

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース/第15回講義@京橋・映画美学校

講師:大谷能生(文筆家、音楽家) 本日のテーマ:1990年代(1985〜1995年) 1985-1995 昭和60年代 1988 シングルCDの発売(それまではアナログ7インチシングル) 1990 CDリリース増加 歌謡曲の時代 デジタル化の完成(ハード、ソフト共に)やがて→PC→モバイル…

映画美学校/音楽美学講座/特別講義:声とリズムのワークショップ@京橋・映画美学校

講師:横川理彦、福岡ユタカ 受講者全員でケチャやポリリズム、ホーメイを実際に演奏してみる試みがメイン。面白かったなあ。座学もいいけれど、実際にからだを使うと単純に気持ち良くなったり、楽しかったりするもので、そういう感覚を日常の中に繰り込んで…

映画美学校/音楽美学講座/クリティック&ヒストリーコース/第14回講義@京橋・映画美学校

講師:大谷能生、岸野雄一 ゲスト:野々村文宏本日のテーマ:1980年代のポップス ♪The Buggles / Video Killed The Radio Star (PV, YouTube) MTV(1981年8月開局)で一番最初に流れたPV カレッジミュージックチャートの隆盛 日本のテレビ局は独占されている…