ワッツタワーズ、マックス・ツンドラ@渋谷O-WEST



マックス・ツンドラはフランスの細馬宏通さんみたいな(ヘアスタイルが)。会場に細馬さんもいらしたが(円盤ジャンボリーのために上京されていたのかしらむ)。音楽は多彩なリズムに陽気な打ち込みサウンド+キーボード(ローランドかな。型式分からず。アンプはヤマハAX700だったか)。上物だけ聴いていると90年代のアッパーなテクノ(ハッピーハードコアって流行ったの99年くらいだっけ?)っぽいけど「タコ踊りして自宅に帰ったら青い顔してダウナー」みたいな感じがないあかるさがあって、リズムは変拍子。フロア対応の音圧は残業帰りの身にはちとつらかった。若い人やプログレやテクノなど激しい音楽が好きなひとは聴くと良いね(メロディーにはビーチボーイズやプリンスっぽいフレージングもあったのはおもしろかった)。音源もたくさん出ているみたいだし。

  • Max Tundra - Which Song Video




ワッツタワーズも途中から観たが、近藤さんの素敵な音色(あのくらいの歪みが好ましい)のエレキギターが堪能できてよかった。「未知との遭遇」のあの有名なタリラララーを引用していて楽しかったな。「正しい数の数え方」と「犬と(失念)」というクイーンみたいな曲が印象的だった。


くたびれたのでトリのカーネーションは観ずに物販でginjinレコードのコンピ(1500円)を購入し、南平台まで上がって人混みを避け、渋谷駅から帰路についた。