大城 亜寿馬 自主上映会@映画美学校試写室



・犬小屋
お父さんの顔と佇まいが良かった、迫力があって!


・addict
ガラスのコップからビー玉がこぼれ落ちるシーンが良かった。カメラは何台使ったんだろうか。


・色褪せた生活
わたしは去年まで葛西に住んでいて、その前は市川だったので、荒川の風景には弱い(笑)。「ミニマルか〜。時間がテーマなんだなあ、時間ってなんだろう、不思議だなあ」っと思いながらぼーっと観れて楽しかった。


炎のランナー
テロップ(字幕的な何か)などでちょっと解説すると良かったんじゃないかなと思って観てた。いきなり粗い映像が流れたので映写ミスかなと思ったり。ほのかにセンチメンタルなサックスが良かった!


・時差式
去年の映画美学校イベントで時差式の曲は良いなと思っていたので、まず久しぶりに聴けて嬉しかった。映像は旧・映画美学校片倉校舎の地下ロビーでペットボトルと戯れる女子という構図が好きだった。時差式のメンバーはこの映像のスクリプトに関わっているんだろうか。シナリオやシーンの作り方などが気になりました。音楽そのものと映像をシンクさせる方法は敢えて選ばなかったのか。


・それぞれの事情
短くて、「ありゃここで終わりなの?」と思ったが、短いイメージ的なものもなかなか面白い。


・偶然の事情
わたしがことしスナナレ合唱団(id:terpsichora)を結成したのも偶然の事情だし、知り合いが何人も出てくるし、どうしても個人的な偶然の事情(笑)に重ね合わせて感慨にひたりながら観てしまった。落書きしあっている男女が出会うというシナリオはわりと陳腐だが、結構楽しめた(主演の女優もかわいかったし)。あとはわたしはちょっと鈍めの冬の光線(光の加減)が凄く好きで、原将人監督の『20世紀ノスタルジア』(未見でしたらぜひ)を思い出した。この作品も冬の光線に溢れてる。撮影はどのくらいの期間かかったのだろうか。