5月に読んだ本（読書メーター「まとめ」機能による）
軽い原武史ブームが来ていた5月でした。
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2010年5月の読書メーター
読んだ本の数：10冊
読んだページ数：3248ページ
■スターリン暗殺計画 完全版 (C・NOVELS)
ノンフィクション形式なのでどこまでがホントでどこまでがウソなのか分からず幻惑させられる。が滅法面白いので、読み進めるうちにどうでもよくなるだろう。
読了日：05月29日 著者：桧山 良昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6268828
■昭和天皇 (岩波新書)
先帝の人となりが、秩父宮や皇太后と対比されておりよく分かってたいへん面白かった。晩年に至るまでの宮中祭祀についての執念には脱帽した。
読了日：05月29日 著者：原 武史
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6268678
■「政治思想」の現在
鈴木邦男、湯浅誠、北田暁大、中島岳志の項がなかなかおもしろかった。人選にまとまりは無いけれど、現代の諸問題にアプローチする入門書としては読みやすいし、よいのではないか。
読了日：05月24日 著者：
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6214534
■滝山コミューン一九七四
1970年代前半、共産主義勢力が多数派だった都下東久留米滝山地区の小学校で、日教組を母体とする全生研の教師らが、リベラルな保護者（主に母親）と結託し、児童に対して旧ソ連型集団主義教育が行われていた。その権力的なイデオロギーに生理的に違和感を覚えた作者が、ややセンチメンタルな筆致でその回顧と反省を記している。小学校教育に馴染めなかったすべての元小学生、教職を目指すすべての若者に読んでもらいたいオリジナリティ溢れる良作。
読了日：05月15日 著者：原 武史
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6096215
■ぼくはこう生きている 君はどうか
久しぶりに実家に帰ったら、母が最近読んだらしく、薦められて、寝床に腹這いになりながら読んだ。鶴見和子の晩年エピソードが心に沁みた。
読了日：05月15日 著者：鶴見 俊輔,重松 清
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6096099
■アドルフ・ヒトラー 2 (集英社文庫)
ナチ党内の権力争いやヒトラーに対するムソリーニの温度の低さがよく分かって面白かった。ヒトラーへの愛の不信に苦悩するエヴァの生き様も印象に残る。ナチス党政権奪取〜ヒトラーが総統兼首相就任〜オーストリア併合までが丁寧に詳らかにされており読み応え有。
読了日：05月10日 著者：ジョン・トーランド
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6043366
■汽車旅放浪記 (新潮文庫)
読了日：05月07日 著者：関川 夏央
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101107157
■聖獣配列〈下〉―長篇ミステリー傑作選 (文春文庫)
読了日：05月07日 著者：松本 清張
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167697211
■ヒトラーの経済政策-世界恐慌からの奇跡的な復興 (祥伝社新書151)
シャハト、ゲーリング、シュペーアとヒトラーによるナチス・ドイツの経済政策について、易しく解説した入門用の一冊。
読了日：05月05日 著者：武田 知弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5987965
■聖獣配列〈上〉―長篇ミステリー傑作選 (文春文庫)
読了日：05月02日 著者：松本 清張
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167697203
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