22:20-22:35

最近は特にひどく、深く、重く死にたい気分になる訳でもなく、なんとか暮らしていた時よりは、感情などもだいぶ回復し、あらゆる世界の色々のもの(特に植物など)があらためて意味を取り戻し、改めて生起してきたように感じるくらいなのだが、人生の困難にもめげずに立ち向かっていこうという気迫は、言うまでも無くないし、やる気が起こって、動作に移るまでの時間差が著しく、その点はあまりノーマルとは言い難い感じが続いている。

今日は冷え込みも厳しく、夕刻早々と湯たんぽを妻の分(2つ)とあわせて3つ用意したから、良く眠れると思うが、それにつけてもこの寒さで、どうしても布団の上で時間を過ごすことが多く、その点が懸念される。

この2,3ヶ月を振り返って思うに、それまでの自分があらゆる方面においてかなり無理をしていたということが分かってきた。感情の抑圧や、過度な労働などで行き詰ってしまい、バーストした魂が助けてくれと叫びをあげ、結果、このような状態になったのだと概観できる。かといって、全ての不具合の原因を可視化することもできないし、概念化することも(緻密的な分析的思考が伴うので)しないほうが懸命だろうと思うことも付け加えておかざるを得ない。メタ思考は実存にかかわると厄介になりやすいことは言うまでもない!

それにしても、ひどく死にたい気分にならなくて済むのはありがたい。人はいずれ死ぬし、それまでは、自分の人生のヒーロー/ヒロインであるという、ある種のヒロイズムなしには、生きられないということ、それにたいしての諦念はむろんあるが、憂鬱で死にたい(いわゆる希死念慮)とはまた別の問題である(奥底ではつながっているのかもしれないが!)。