2003-11-14から1日間の記事一覧

ジョージ・キューカー / マイ・フェア・レディ

フレデリック・ロウのスコアがすばらしいなあ。いやもう音楽がホントすばらしくて・・・イイね。 この作品のオードリーのオーラといったら、そりゃすごいものです。化けてますぜ。女優ですぜ。 ちなみにこの逸話はおもしろい。 もともとジュリー・アンドリュ…

ザ・コンプリート・アート・ブレイキー・オン・エマーシー

CD

ジャズメッセンジャーズ結成以前のアート・ブレイキーのカルテット、クインテットの録音('54年、ニューヨーク)。 実際はここらへんの流れから、ジャズメッセンジャーズ結成に至ったらしい。 ジョー・ゴードンのトランペットがヘルシアーでE感じです。

竹岡俊樹 / 「オウム真理教」完全解読(勉誠出版)

考古学者が、オウム研究をしている。これが地味なんだけど、おもしろい。 センセーショナリズムとはかけ離れた(タイトルには出版社のスケベ心が出ているね) 緻密な文献中心の「オウム」解読と論理的明快さ。たまらんね。震えるね。 というふうに感じるのは…

村上龍 / 最後の家族(幻冬舎)

村上龍は一貫して「外へ出る」とか、「脱出」を作品のモチーフにしている。 「いま在る場所からどこかへ」というのは、文学の古典的なテーマです。 さかのぼろうと思えば、聖書くらいまで行くだろうし(出エジプト記とか)。 この作品も、そう独創的ではない…

Anywhere out of the world

最近の読了本。卒論を書きながらも読書は欠かさないわけです。というか、欠かせない。のだ。