2004-05-15から1日間の記事一覧

アンドリュース・シスターズ / Hit the Road

CD

明るくフレンドリーなボーカル・グループ。'38年から'44年までの録音を収めている。(恐らく無名の)ヴィック・ショーエンズ楽団演奏。

ファッツ・ウォーラー / Ain't Misbehavin

CD

いたって陽気なストライド奏法が楽しい。しゃがれたヴォーカルの魅力もじゅうぶん。

レイ・エリントン・クアルテット / That's Nice

CD

恐らく無名の楽団。演奏はなかなか洒脱な感じ。ファッツ・ウォーラーのカバーもしておりおもしろい。

ミルス・ブラザーズ / Cocktail Hour

CD

きわめて温かみのあるヴォーカル・ワーク。ハーモニーはいかにもモダンな感じでたまらない。 パーカッシヴなボーカリゼーション等聴き所満点だが、ライナーノーツ、レコーディングデイツがないのが玉に瑕!。

白神典子(ピアノ) / ブルックナー:ピアノ作品集

CD

シューベルトみたいな感じのロマン派っぽい小曲をブルックナーが遺していたんだなあ、なんだかレアだなあ、というKANJI。

ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)ほか / ブラームス:ヴァイオリン協奏曲&二重協奏曲

CD

'30年代末のモノラル録音。どうも小生はモノラル録音の音質に惹かれるところがある。それはジャズでもクラシックでも同様で、 このアルバムではハイフェッツ氏がきわめて技巧的なヴァイオリンを披露しているが、ステレオだったら聴き疲れするような演奏では…

穂村弘 / 世界音痴 (小学館)

タイトルが良い。これが「世間音痴」だったりすると、ずいぶん話は身近なところへ引き寄せられてくるのだが、「世界音痴」とすることで詩的な趣を増している。 しかし「世界音痴」とは…なんと無防備でさびしく、ブンガク的なタイトルなのだろう。とるに足り…