2006-05-27から1日間の記事一覧

東京ザヴィヌルバッハ / VOGUE AFRICA

CD

ひじょうに技術やセンスとメイニアックな精神を要して作られたのだろうけれど、とても聴きやすい。キャッチーでポップな、ロボット・ジャズ。そして、いつも忘れないザヴィヌル風味。リターン・トゥー・フォーエビッシュな電子音。キュート。浅草あたりで、…

ONJO / Otomo Yoshihide’s New Jazz Orchestra

CD

「Eureka」(ジム・オルーク作曲)でカヒミ・カリイが歌っているのだが、ここでのカヒミの歌唱はたいへんすてきで、うっとりする。音の粒子が目に見えるような、というとなんともおかしな形容なのだが、もうなんだかそんな感じ。サウンドは全体的に高校男子…

大友良英ニュージャズクインテット+大江達也 / ONJQ+OE

CD

「音」や「音楽」そのものに対する問いかけといえるような音楽を作り続けている大友の精神に呼応した、大江の存在感が確かに感じられる。「音」や「音楽」を聴くことに対する問いかけ。アンビエント風味ジャズのロングトラック2曲。疲れているときは、うとう…

大友良英、ビル・ラズウェル、芳垣安洋 / SOUP LIVE

CD

とても気持ちの良い音。手数の多いドラムス、悪夢のように漂うベース、爆発力のあるギター。それらがとてもよい塩梅にミックスされて味わい深い、活力サウンドを作り出している。

吉本隆明 聞き手:糸井重里 / 悪人正機 (新潮文庫)

よかったところ↓ 結論から言ったら、人間というのは、やっぱり二四時間遊んで暮らせてね、それで好きなことやって好きなとこ行って、というのが理想なんだと、僕は思うんだけど。 ええと、ほら、僕らの世代の人たちで、ちょっと左翼っ気のある人なんかだと、…