2007-02-02から1日間の記事一覧

小谷野敦 / 新編 軟弱者の言い分(ちくま文庫)

単行本で2回読んでいるので、読むのはこれが3回目。といっても、単行本とは内容はだいぶ違う。新編は言葉だけでなく、かなり文章が入れ替えられているようだ。「私の新しいディーヴァ・藍川由美」の項で、古関裕而について評価しているのが目に留まった。古…

小谷野敦 / 評論家入門 (平凡社新書)

再読。特に前半は、評論の読み方、日本の評論史について、また評論がどのように定義されるかということについて具に書かれている。本書で一番重要な点は、評論家になる/なろうとするなんて容易なことではない、固い意志がない限りやめたほうが良いということ…