サン・ラ&ヒズ・オムニバス・アーケストラ / Destination Unknown (1992,クラウン)



物凄く呪術的でドロドロとした抽象的な音楽を想像していたのだが、
あにはからんや。ファンク/ヒップホップを通過して色んな音楽の
要素をごった煮にしたジャズ。いろんなスパイスが使われているけど、
決して押しつけがましくなく、後味はわりと爽やか。いくら上モノが
暴れても、ぼろぼろに崩れないのはリズム隊がしっかりしているから。