J-WAVE 週末特番
「菊地成孔 デギュスタシオン・ア・ジャズ」を聴きました。菊地さんの声がぼくは好きです。カヒミ・カリイはあんなふにゃふにゃした発声で美人でよかったね、という感じ。あれでヘンな顔だったら、人生を送れない(野暮ですね)。声帯がおかしいのではなくて、地であんな感じなのだろうか。
ラジオの内容はほぼ菊地日記で放送前にバラされていたような。編集のされ方はおもしろかったけれども、ま、ラジオというのは、一種のフェティシュですな。ファンがその、アイドルのいちばんエロスを感じる声という振動をアナログ→デジタル→アナログ変換で受容して、アンアンいうわけであって、つまり、中身は必要ないのだ、あまり。声へのフェティシュですね(小生はもう、音/声フェチですので、ラジオ大好きです)。
手元のメモから内容を少し書いておこう
・2冊目のエッセイを書くため缶詰になっており、ホテルから見える風景で新宿を再認識している(4・1の録音から)
・われわれがいま用いている時間はクロノス時間
・シチズンの時計が窓からよく見える
・カヒミ、UA、チャラ、持田香織をホステスに、パリにカバレー、オパールを開きたい
(カヒミカリイとの与太話)
・カヒミ新譜「ナナ」のタイトルは、ニキ・ド・サン・フェールの作品から
菊地さんのラジオは帯になってほしくないです。好きな人のラジオを追うのは疲れるので(細野ラジオを何年エアチェックしただろう)。