鈴木謙介 / カーニバル化する社会(講談社現代新書)



読み応えありました。ちぃと難しかった。データベースを参照して快楽を摂取して行く生き方がもたらすであろう功罪について、留保しつつ(雰囲気としては試論だ)述べていて、東浩紀の『動物化するポストモダン』を思い浮かべていたら、後書きで東のメールマガジンに連載した記事を叩き台に執筆された一冊だと記されていて、思わず首肯。弱冠27歳で現代新書だせるなんて凄い。今後注目したいです。