那須正幹、高橋信也 / ズッコケ脅威の大震災(ポプラ社)

ズッコケ脅威の大震災 (新・こども文学館 (47))


 自然災害物ってズッコケでは他になかったと思うのですが、いつも物語の中で親しんでいるミドリ市が自然の力でメチャクチャになっていくのはなんとも奇妙な気持ちであり、しかしまた作者にしてみては今まで作ってきたものを壊していくおもしろさがあるのかもしれないと感じたり。阪神大震災被災者(当時の小学生たち)との交流から着想して書かれたようです。