ロマンスの大往生際祭2006@町田簗田寺



 会場のお寺に着くとちょうど巻上公一が演奏中だった。本堂に集まるひとの多さに境内からぼんやりと眺める。ホーメイやったり、口琴弾いたり。ひとりボイスパフォーマンスは20分くらいだったが、盛んな拍手を浴びていた。あのパフォーマンスを見たのがはじめてのひとも多かったのだろう。


 サタデーの番になったので、本堂の隅っこへあぐらをかいて、鑑賞。全曲新曲じゃないか!「沢の鶴」という曲名をなぜか覚えている。ワルツの曲があったり、アンビエントがあったり、音響風があったり。最後の「エンドレス・サマー」という曲が物凄い歌ものぶりでびっくりする。演奏の出来具合いはあまり良く無かったが、サタデーのチャレンジ精神にはいつも驚かされる。本堂があまりに暑かった(去年は雨が降っており、ひとの数も少なかったので、ゆっくり足を延ばして鑑賞できた)ので、その後は境内で1年ぶりにあった友人や、友人の友人と歓談しつつ、水上ステージや本堂から流れてくる密度の濃いサウンドスケープに、ゆったりと身をしずめる。途中、雨がぱらついたけど本降りにならなくてなにより。今年はだいぶお祭りっぽかったな。そして、本堂裏手の池で転倒したあのおじさんはだいじょうぶだったろうか。


 10時半前に辞去。帰りのバスに乗ると、おなごの乗車率が異様に高くてびっくり。去年はこんなに女子はいなかったぞ。次回は2年後だそうです。楽しみだな。また行けるといいな。